鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3534回】 「お客様の質が低い」という営業マン

2020年09月02日 | 住宅コンサルタントとして

コロナ対策を万全にしている今、

住宅会社にフリーで来場するお客様は激減しています。

 

お客様はいろんな情報をwebやSNSで入手し、

分析した上で来場予約をしてから来場されます。

 

すなわち、冷やかしのお客様は激減しているのです。

 

そんな時代なので、来場からの商談率や契約率は、

住宅会社であれば、上がっていて当然です。

 

そして来場されるお客様の本気度は高い。

 

にもかかわらず、来場されるお客様の質が低いとか、

冷やかしのお客様が多い、という営業マンは、

根本的にズレていると思った方が良いでしょう。

 

お客様に問題があるのではなく、

自分の心に問題があるのです。

 

来場して下さったお客様に感謝の気持ちを持つ。

お客様が家づくりに成功されるよう、

正しい情報をお伝えできればという、謙虚な姿勢を持つ。

お客様と接する僅かな時間で、

お客様のお役に立てればというお役立ちの精神を持つ。

 

こうした姿勢で接客すれば、

大抵の場合、お客様に心を開いていただけますし、

お客様の本音を教えていただくことが可能なのです。

 

質が低いのは、お客様ではなく、

営業マン自身なのです。

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