鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2535回】 人の話を聞く姿勢

2017年12月08日 | 住宅コンサルタントとして
自分自身が人前でお話をさせていただく仕事をしていますので、
自分で言うのも何ですが、私自身、人様の話を聞く姿勢には自信があります。

話をされている方が気持ちよくお話をしていただくために、
どういう姿勢、どういう視線、どういう相槌を打つと良いのかについて、
理解できている自信があります。

相手の方に気持ち良く話をしていただく環境をつくるというのは、
個人的にはマナーの一種だと思っています。

相手の方への気遣いであり、
人と人が気分よく接していく上で、欠かせないことだと思っています。

相手の方に気持ち良く話をしてもらうことが出来るだけで、
実はコミュニケーションはかなりうまくできます。

でも、相手の方に気持ち良く話をしてもらう、ということの重要性を
理解していないビジネスパーソンが結構いるのも事実。

住宅営業マンなのに、こういう点が分かっていない人は、
スキルや経験があるにも関わらず、何故か受注が伸びないのですね。

例えば、研修や講演がスタートしているのにもかかわらず、
その前から話をしていた雑談をしばらく引きずってしまう人。

講師の方が話をしたテーマに関して、
すぐに隣の人とシェアをしたいのか、
皆が講師の話を聞いているのにもかかわらず、
自分たちだけで世界をつくり、周囲への気配りもせず、話をしたりする人もいます。

皆が真剣に話を聞いている中で、自分たちだけでコソコソ話をする人は、
周囲の空気を悪くしているのですが、
当の本人は当然ながらそういうことを分かっていない。

逆に話をしてくれている人が気持ちよく話せる空気をつくる人は、
結果的にいろんなことを話してもらえるようになるので、
結果的にいろんな面で得するのです。

1対1の場面であろうが、
勉強会や講演会のような場であろうが、
話をして下さる方が気持ちよく話ができる環境を
自分たちが話を聞く姿勢でつくる。

皆さんは人の話を聞く姿勢、ちゃんとしていますか?
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