個人的にはクライアント様のスタッフさんには、
良い部分を褒めさせていただいて、
気分よくお仕事をしていただき、
更に良いパフォーマンスを出していただきたい、
と思っています。
ところが、あまりにもまずい場合、
好きではありませんが、
厳しいことをお伝えすることも・・・。
経営者や役員に対してお伝えすることもあれば、
営業部長や営業マンにお伝えするケースもありますし、
広報担当者に言うこともあります。
私が非常にまずいと思うのは、
仕事レベルでやっていただかなくてはならないことを
作業レベルでやられている場合です。
では、作業と仕事の違いとは何か?
作業とは、与えられた業務をただこなす。
仕事とは、自分に与えられた業務を
後工程の方がやりやすいようにしてお渡ししたり、
後工程の方に好感を持っていただけるようにこなすこと。
例えば、設計さんの場合。
作業とは、ただただ業務マニュアルどおりに
50分の1の図面を制作するだけなのに対し、
仕事だと、例えばこの部分は平面図だけだと
監督さんも職人さんもイメージできないだろうから、
展開図と施工図を添付しておいた方が良いかも、
と気づいて、それらの図面まで制作すること。
例えば、広報の場合。
作業とは、社内で決まっている業務を
黙々とこなすだけ。
ストーリーズを1日3本。
フィードを週に1本。
HPの施工事例を月に2つ更新する。
これらが自社の業務として決まっているのであれば、
ただただそれをこなすのが作業です。
一方、
「こういう動画を見ると、
お客様は好感を持って下さるのでは?」
「今、こういう外観を好まれる方が増えているから、
このテイストの写真の比率を高めて投稿しよう」
とお客様のことをしっかりとイメージして、
お客様に好感を持っていただくための
発信をすることが仕事です。
そして一流か三流かの違いは、
組織全体で仕事をしているか、
それとも作業しているかの差なのです。
皆さんの会社は、仕事レベルですか?
それとも作業レベルですか?