鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2552回】 現代の消費者の問題点

2017年12月25日 | 住宅コンサルタントとして
今の時代、情報が世の中に溢れています。

外でご飯を食べようとお店を選ぶ際も、さまざまな選択肢が消費者側にあります。
雑貨や服、家具、食品などもそう。

もちろん、住宅もそうです。

情報があまりにも多すぎて消費者の情報処理できる量を超えているのが現状です。

こうなってくると、消費者はいくつかの行動をするようになります。

まず、全ての媒体に目を通すことは無くなる消費者が増えます。

例えば、フリーペーパーは見るけれど、そこに挟み込まれているチラシは見ない、とか、
ネットのあるサイトは見るけれど、別のサイトは見ないとか・・・。

処理できる情報量に限界があるので、それ以上の媒体に目を通さなくなります。

そして信用できる人、信用できる媒体の情報を中心に動くようになる人が増えます。

信用できる友人、信用できるインスタグラマーの使っているものや通っているお店。
これらを調べて自分自身、利用するようになる人がますます増えていくでしょう。

ということは、いろんな方に信用される商いを継続している企業・お店が
最終的には勝つ、ということを意味します。

私も、信用できる人がオススメするお店や本を利用させていただくタイプで、
その辺に転がっている二次情報はあまり信用しません。

お客様はもちろん、スタッフさんとそのご家族、
更には取引業者さんなど、自社とかかわる方にどこまで信用されているか?

ここが重要になっていくでしょう。

皆さんの会社は、いろんな方から信用されていますか?
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