鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2531回】 新陳代謝がすすまない中で

2017年12月04日 | 住宅コンサルタントとして
昨日の朝、フジテレビ系列でやっている「ボクらの時代」に
アンジャッシュ渡部さん、カンニング竹山さん、それから有吉弘行さんが出演されていました。

お笑いの世界は、トップに明石家さんまさん、ビートたけしさんが君臨し、
その下にダウンタウンやウッチャンナンチャン、関西ではハイヒールとかがいて、
更にナインティナインなんかがいて、その下にアンジャッシュやネップチューンなど、
という序列が出来上がっています。

正直、さんまさん、たけしさんはもう若い世代にほとんどウケてないですが、
それでもテレビに出まくっていて、その下のダウンタウンなんかも出まくっている。

何の力が働いているのか分からないですが、
私は最近、たけしさんやさんまさんを本当に笑えないので
もう本当に彼らが出ているとチャンネルを変えます。
(というか、テレビも見なくなっていますけど・・・)

この古い体質が、ますます若者のテレビ離れを生んでいるような気もしますが・・・。

上が詰まっているから、40代でもまだまだ若手の扱いであり、
活躍の場もかなり限られているよなぁ、というのが現状ですよね。

またお笑いの人がコメンテーターをしたり、役者をやったりもしますし、
その逆で俳優さんがコントなんかもやったりして、
芸人さんと役者さんの境目もなくなってきていて、
その中でどうやって40代後半、50代、60代を生き残っていくのか、
ということが、結構40代の芸人さんの悩みのようでした。

でも、現状を素直に受け入れるしかない訳です。

「ベテランが未だに実験を握っていて・・・」
「なかなか辞めないんだよね・・・」

と現状の愚痴をいくら言っても何も解決しない。
とすれば、今の環境の中で自分が何ができるのかを考えた方が良いですよね。

そう考えると、私が尊敬するキングコング西野さんはすごいしステキだなぁ、と思うのです。

俗に言うお笑い芸人さんと、ポジション取りが全く異なり、
全く違う世界で活躍されているので、しがらみが無いんです。

どんな世界でも、どんな組織でも、完璧なものなどありません。

その中で、どう自分の道をつくっていくのか?
自分の強みをどう作っていくのか?

そうしたことを考えず、ただ言われたことだけやってればいいや、と考えている人は、
40代を超えてから自分の居場所が無くなっていくかもしれませんね。

このお笑いの世界で起こっていることが、いずれビジネスの世界でもふつうに起こるよな、
と見ていて個人的に感じました。
コメント
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