鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1174回】 初めてお会いするときの掴み方

2014年03月19日 | 住宅コンサルタントとして
個人的に、あまり意味の無い会話をすることが好きではありません。

例えば、タクシーに乗った際、ずっと天気の話題ばかりを話し続ける運転手さんだと、
交尾座席でかなりテンションが落ちてしまいます。

「それ以外に話すことないのかいな・・・」

と思ってしまいます(←嫌な奴なんです)。

飛行機に搭乗する際、優先搭乗をさせていただけるので、
CAさんとゲートから飛行機に乗るまで一緒に並んで歩く機会も多いのですが、
意味が無いトークを投げかけてくるCAさんとの会話には乗り気になれません。
(←やっぱり嫌な奴ですね)

初めて会った時に気を付けなくてはならないのは、
お互いにある心理的な壁を壊して、如何にフランクな雰囲気を作れるか、ということと、
相手のことを気遣ったり、良いところを褒めたりして、良い気持になっていただくことだと思います。

そこの掴みがしっかりできれば、

「この人とお話をしても無駄ではないな・・・」

と思っていただけると思うのです。

相手の良いところを見つけて、褒める。
他の人が言わないであろうことを気づいて差し上げる。

先日、マッサージ店に行った時、私を担当してくれた男性スタッフさんが、
普通のマッサージ師さんが押してくれないツボを非常に上手に押してくれるので、
「本当に気持ちよかったです!」という部分をお伝えすると、いろんなことを教えて下さいました。
また、「非常に嬉しいです」ということをおっしゃっていただけました。

他のお客様がおそらくは言わないであろうことをお話することで、
相手のこちらに対する心理的な壁が無くなり、ざっくばらんなコミュニケーションが取れるようになります。

一方、初対面で相手が何を求めているのか分からずに、更に相手の空気を読まずに、
自分が話したいことを話し続ける方がいます。

これって、初回接客でかなり損してしまっています。

初回接客でお話をしなければならないのは、自分のことよりも相手のこと。
更にその相手が、日頃、他の方から言われないような切り口でお話を展開し、
良い気持になっていただけるような話題にしていくこと。

初めてお会いするときの掴み方で、大切なポイントだと思っています。

皆さんは、初めて会う方に対し、意識していることってありますか?
コメント
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