鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1159回】 失敗を反省し、その原因を分析して手を打つことで、人も組織も進化・成長する

2014年03月04日 | 住宅コンサルタントとして
新しいことにチャレンジをすると、失敗することはしょっちゅうあります。

私自身も数えきれないくらい、失敗をしてきました。
それからご縁を頂戴しているクライアント様も、さまざまなことにチャレンジし、
結果が伴わなかったことも多々、あります。

でも、ご縁を頂戴しているクライアント様の中で成功している企業様は、
その失敗の中から多くのことを学び、対策を打つことで、
進化・成長してきた会社ばかりです。

モデルハウスを企画・設計し、実際に建設した。
オープンイベントに100組を超えるお客様が来場し、集客は大成功。
しかしながら、そこから契約がなかなか上がらないケース。

その逆で、オープンイベント時に来場は10組にも届かない。
その後もいろいろと手を打つが、来場数がなかなか上がらないケース。

モデルハウスの売却を試みるも、なかなかお客様がつかないケース。

新卒を採用するために、多額のコストと時間をかけて
それなりに優秀な新卒を多数、採用するも、
2年連続で新卒全員が退職し、人手不足を解消できないケース。

中途社員を採用するも、その人が不正をはたらき、
その方個人も会社も不幸になるケース、などなど。

企業経営なんて、失敗の連続が当たり前です。

ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井社長の著書は「一勝九敗」です。
あれほどの名経営者ですら、そうなのです。

そうしたつらい失敗という結果を正面から受け止め、失敗した要因を分析する。
そして二度と同じ過ちをおかさぬよう、対策を打つ。

辛い失敗を乗り越え、経営者としても起業としても成長していくのです。

失敗をおそれず、チャレンジし続けなければ、これからの時代を乗り越えていけません。

失敗に強い体質になりたいですね。
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