鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1169回】 今、手を打っていることが数年先の花となる

2014年03月14日 | 住宅コンサルタントとして
過去の成功体験が忘れられない経営者や営業マンは、
時代の流れ、お客様の嗜好の流れについていくことが出来なくなります。

その結果、業績が下がるのですが、
それでも変わらなければならないことに気づかない経営者や営業マンが存在するのです。

そして変わらなければならないことに気が付いたとして、そこから取組を変えたとしても、
住宅事業の場合、効果が出てくるのが最短でも半年、
下手をすると効果が出てくるまで数年先になるかもしれません。

だからこそ、経営者は数年先のお客様のニーズの変化を予測し、
そこに対し、今から手を打っていく必要があるのでしょう。

この感覚さえ、トップが持っていれば、きっと住宅会社として安定的に成長できると思います。

数年先、家を建てる層の中心は、どんな価値観をお持ちなのか?
価格帯はどれくらいの価格だと変えるのか?
どんな形で情報を収集しているのか?

これらの仮説をベースに、いろいろと手を打っていくのです。
そしてそれが数年先に思いっきり貢献してくれるようになります。

皆さんの会社では、今手を売っていることはありますか?
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