鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1173回】 お客様は自分が大事にされているかどうかを敏感に感じる

2014年03月18日 | 住宅コンサルタントとして
日頃、お客様に対してモノやサービスを提供する人が磨かなくてはならないのは、
お客様の気持ちを感じることが出来る感性だと思います。

売り手の都合でしかモノを考えられないビジネスパーソンが多い中、
お客様の立場を感じられる感性を持っているだけで、優位性を保てるのです。

ですから、自分がお客様の立場となっていろんなサービスを受けることは、
どんなことをされたら嬉しくて、逆にどんなことをされると嫌なのかを勉強する絶好の機会なのです。

個人的な話ですが、昨日、あるサービスを提供してくれている会社にクレームを言って、
担当者を変えていただくよう、要請しました。

その担当者は、お願いしたことは「すぐ調べてやります!」と言うのに、
全く回答が無いことが多々ありました。
更に私のことをやたら「社長!社長!」とヨイショするのですが、
そういうのが生理的に嫌、というのもありました。

先日も、「年会費をいつ払うのか、連絡して」とお願いしたのですが、

「分かりました!調べて折り返し、連絡します」

と言ったきり連絡が無く、ついに堪忍袋の緒が切れてしまいました。

まあ、虚言癖があり、誠実さのかけらも無い訳です。
私など、取るに足らないお客さんなのでしょう・・・。
でも、こういう社員を雇用しているその会社にも、正直、不信感を感じてしまいます。

また、個人的に嫌なケースは、混んでいるお店で店員さんがイライラしているのが感じられるケース。
更には、数多くの中の1人として、軽くみられるのも悲しいです。

例えば、1日の商談が3件、4件と入っている営業マンや設計さんの場合、注意が必要だと思います。

疲れてしまったり、集中力が欠けてしまったりするかもしれませんが、
お客様はそういうことを敏感に感じ取ります。

自分を頼りにしてくれたり、自分をあてにしてくれるお客様がいることに心から感謝して、
目の前の依頼ごとや仕事にしっかりと応えていきたいものですね。
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