鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1165回】 チャンスが来てから準備をしているようでは・・・

2014年03月10日 | 住宅コンサルタントとして
成功している方を見ていると、
チャンスが来る前から準備をしている方が圧倒的に多いなぁ、と感じています。

例えば、自分が作家を目指していたとします。

作品の執筆の依頼が来てから作品を描きだしているようでは、話になりませんよね?
というか、そもそも作品うぃ描いたことが無い人に、オファーなど届く訳もありません。

オファーが来る前から、ちゃんと準備を居ている訳です。

役者さんの世界でも、オファーが来る前から演技の稽古をしまくっていて、
いつオファーが来ても即、対応できるからこそ、お仕事の依頼が舞い込んでくるのです。

これって、ビジネスにも同じことが言えますよね。

例えば、お客様から敷地調査を依頼されたとします。

ある設計担当者は、現地を見てからプランニングを考える。
別の設計担当者は、現地を見る前から、
「このお客様だとこんなゾーニングだと使いやすいだろうなぁ」と考えてから、現地に行く。

どっちの方が、良いプランをつくれるでしょう?

また、ある営業マンは、土地なしのお客様が来場された際、
探している土地のエリアや条件を訊いてから探し出す。
一方、別の営業マンは、お客様が来場される前から良い土地を常に探していて、
お客様が来場された際、「そのエリアだと、これがベストです!」と言い切れる。

どっちの方が、お客様の信頼を勝ち得るでしょう?

答えは明白ですよね?

成功する人ほど、チャンスが来る前から、ちゃんと準備が出来ているのです。
逆に成功出来ない人ほど、チャンスが来てから準備をしているのですね・・・。

皆さんは、どっちのタイプですか?
コメント
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