2018年 英国周遊の旅12 リバプール・朝の散歩・大聖堂へ
の続きです。
5月1日
リバプール大聖堂
バスの中から、リバプール大聖堂の姿が綺麗に見えました。
でも、このすぐそばにバスを停めることはできず、
少し離れたパーキングにバスを停めることになります。
バスを降りて、みんなリバプール大聖堂を目指して歩き始めました。
しっくで可愛い家々が並んでいますね。
可愛いんだけど落ち着いた雰囲気。。
この辺がイギリスっぽいんですよね。
このなんとも可愛い建物は、大聖堂関係の建物かな。
リバプール大聖堂を訪問して頂き
ありがとうございます。
広場に向かってお出迎えの看板が
立てられていました。
リバプール大聖堂
その先の丘にそびえるのがリバプール大聖堂。
アングリカン・カテドラルとも呼ばれるリバプール大聖堂は、
リバプールのランドマーク的な教会で、
英国内で最大級のゴシック建築様式の英国国教会寺院です。
幅約70m、奥行約190m、高さ約100mの大聖堂は、
ロンドンのセント・ポール大聖堂の約2倍もの大きさだそうですよ。
1904年着工、その後2つの戦争によって何度も建設を中断、
74年の歳月をかけて1978年に完成しました。
さぁ、いよいよ中へ入っていきます。
大聖堂内部
中に入ると、100mもあるというゴシック様式の
高く優雅なアーチが人々の心を奪います。
厳かで神聖な空気に満ち溢れている感じ。
建築家Giles Gilbert Scott
この大聖堂の建築家Giles Gilbert Scott
ジャイルズ・ギルバード・スコットは、
22歳で大聖堂の建築コンペに勝ち、設計をすることになったそうです。
その彼の記念石が大聖堂のまん中セントラルスペースにあります。
ちょっと拡大してみると・・
建築家 ジャイルズ・ギルバード・スコット氏とありますね。
22歳で設計し、2年後に着工、
でも彼は1960年に80歳で亡くなったので
最後の完成には間に合わなかったのだそうです。
大聖堂と言えば、技術も重機もなかった昔は
祖父、父、息子、孫。。と代々引き継いで
その建設に何百年もかかったことがあったようです。
私達が見てきた大聖堂の中でも、
ドイツのケルン大聖堂や
木組みの家巡り30ドイツ・ケルン大聖堂
チェコプラハの聖ヴィート大聖堂は
中欧の旅22チェコ・プラハ城・黄金の小道
その建設に600年以上かかっているし、
イタリアミラノ大聖堂は500年以上かかっています。
8イタリア ミラノ
それに比べたら、1978年の完成まであと18年。
98歳まで生きられていたら。。って思いますが。。
いや、でも、98歳は現代でもかなり無理ですよね。
でも戦争がなかったら、もっと早くできて、
彼も完成を見る事ができたのにね~。
ちなみに、ジャイルズ・ギルバート・スコットは、
イギリスでお馴染みの赤い電話ボックスのデザイン
をした人なんですよ。
礼拝堂のステンドグラス
さて、こちらは、大聖堂の内部を囲む大きく美しいステンドグラス。
ブルーの色が鮮やかです。
細かな装飾も綺麗。。
大聖堂の中は、ステンドグラスの窓から差し込む
厳かで温かく優しい光に満ち溢れていました。
パイプオルガン
こちらは、英国内最大級のパイプオルガンだそうです。
9700本のパイプを使って作られているそうですよ。
どんな荘厳な音なのか聞いてみたいです。
色鮮やかな軍旗、磔のオブジェ、
棺のような物はダービー伯爵の記念碑だとか。。
主祭壇
一番奥には、ゴシック様式の祭壇。
1900年代にできたとは思えない、
荘厳で歴史ある雰囲気です。
の彫刻が施されています。
聖母礼拝堂
主祭壇の右手にあるLADY CHAPEL。
聖母礼拝堂が完成したのは1910年 。
リバプール大聖堂で一番初めに完成した礼拝堂だそうです。
規模は小さいけれど、大変手の込んだ美しい礼拝堂。
聖母マリアのステンドグラスから差し込んだ光が
聖母礼拝堂を温かく優しく照らしています。
子供礼拝堂
主祭壇の左にあるのは、子供礼拝堂です。
親子の像があります。優しいお母さんの目が印象的。
紙のツリーには、メッセージが書かれたハート型の紙が
たくさん飾られています。
これは、きっと、日本の絵馬のような物なんでしょうね。
子供がすくすくと育ちますようにとか、
早く赤ちゃんが私達の所に来てくれますように。。
なんていうのがあるかもしれませんよね。
ポール・マッカートニー
このリバプール大聖堂では、
ジョン・レノンの追悼ミサや
ポール・マッカートニーのクラシック公演などが
行われたそうです。
ポールマッカートニーは、ペニーレインの傍にある
セント・バルナパス教会の聖歌隊だったそうですが、
1953年、ポール・マッカートニーが11歳の時、
リバプール教会の聖歌隊のオーデションを受け
不合格になりました。。
これは、結構有名なお話なのだそうですよ。
でも、ポール・マッカートニーは、1991年に
リバプール・ロイヤル・フィルハーモニック
オーケストラ150周年記念作品を依頼され、
「リバプール・オラトリア」を作曲。
このリバプール大聖堂でプレミア・コンサートを
行ったのだそうです。
昔のちょっと悔しい思い出を払しょくする
凱旋コンサートだったことでしょうね。
さて、次は、アルバートドッグのビートルズストーリーです。
英国周遊の旅14 アルバートドッグ・ビートルズストーリー
に続きます。
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いつもご訪問ありがとうございます。
主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を
忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。
また、これから行かれる方の参考に
少しでもなったらいいかなとも。。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
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