京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

2018年 英国周遊の旅26 アシュリッジエステイト

2019-12-08 12:00:00 | 海外旅行2018 5月 イギリスの旅

2018年 英国周遊の旅25 アシュリッジエステイトへ
の続きです。

 5月3日

英国の人は、毎年4月~5月になると
皆ブルーベルを見に出かけるのだとか。。

寒くて暗い冬を過ごしたイギリスの人々にとって
ブルーベルの咲く頃は、待ちに待った春の訪れなのだそうです。

イギリスにはブルーベルの景勝地がいっぱいあるようですが
ロンドンから車で1時間ほどの
アッシュリッジ・エステート(Ashridge Estate)は
そんな中でも人気のスポットだそうですよ。

アッシュリッジ・エステート(Ashridge Estate)

ナショナル・トラストが管理し、
無料で開放されているブルーベルの森
アッシュリッジ・エステート。 

その森にいよいよやってきました。 

 

駐車場でバスを降り、そこからは遊歩道を歩いていきます。

空気がいい~、
マイナスイオンたっぷりの新鮮な空気を吸い込むと
体がどんどん元気になりそうです。

案内板の傍で、現地ガイドさんの説明を聞きますよ。 

 入り口には、乗馬クラブもあるようですね。 

わんちゃんもお散歩中。 

 イングリッシュ・ブルーベル

ここは自由散策なのですが、
その前にブルーベルの説明がありました。

ブルーベルには2種類あって、
アシュリッジエステイトに咲いているのは
ほとんどがイングリッシュ・ブルーベルなのだそうです。

イングリッシュ・ブルーベルは、
近年その数が減り続け保護の対象とされていて、

販売目的で採取したり、野生の球根や種子の
取引も違法とされているそうです。

少し歩くと、そんな貴重な紫色の可憐な花が現れました。

うわ~、これがイングリッシュ・ブルーベルなんや~。 

 

自由散策の始まり

大きな木の下を埋め尽くすように咲いているイングリッシュ・ブルーベル。
とっても綺麗です~。

40分間ほど自由に散策できるという事で 、
遊歩道を私達のペースで歩き始めました。

 

なんだかすごく癒される感じ。

木々の間から、明るい陽の光が射し、
イングリッシュ・ブルーベルの紫の花を輝やかせています。

イングリッシュ・ブルーベルは、青みがかった紫の花、
筒状の花が、垂れ下がった茎に、
すずらんの様に下を向いて咲いています。

この下向きの可憐さが人気の様ですよ。
ほんと、可愛いですよね~。

イギリスでは昔から「妖精の花」といわれてきたイングリッシュ・ブルーベル。
イギリスの絵本にはブルーベル・フェアリーが描かれているものが
 たくさんあるそうです。

妖精の花の力?

実は、アシュリッジエステイトに着いた時、
主人はまだ少ししんどそうでした。

大丈夫?と聞いても、

うん。。と気弱な返事。

でも、ここで、可憐な花々を見ながら
のんびり歩いていく内 だんだん元気になってきたようです。 


陽がさした妖精の森に輝く青い絨毯。
ほんと、きらきらの可憐な妖精がいっぱいいそうです。


その妖精たちが、主人にエネルギーを
贈ってくれたのかもしれませんね。

自分で写真を撮ろうという気持ちも
おきてきたみたいです。 よかった~。

ハリーポッターのロケ地

この森には、樹齢五百年以上のブナやオークの木々があり
野生の鹿やリス野鳥などの生き物の住処でもあるそう。

また、このアシュリッジの森の中で最も古い大木が、
ハリーポッターと炎のゴブレットの映画に登場したのだそうです。

ここは、ハリーポッターのロケ地でもあったんですね。

古代の森

ここでは見事に群生するシングリッシュ・ブルーベルですが、
実は、か弱く、葉を踏まれただけで再生するのが難しくなり、
光合成ができなくなって枯れてしまうのだそうです。

こんなに広く見事に咲くようになるまでには
何世紀もかかるのだそう。

だから、イングリッシュ・ブルーベルが咲く森は古代の森であると言われ
自然環境を調査する際の指標ともされているんですって。

そんな、か弱いイングリッシュ・ブルーベルなので、
遊歩道を外れてイングリッシュ・ブルーベルを踏まないよう
観光客に呼びかけられています。

でも、写真を撮るのに夢中になって、思わず踏んでしまったり
する人もいるそうなのです。注意、注意ですよね。

スパニッシュ・ブルーベル

そして、か弱いイングリッシュ・ブルーベルに変わって出てきたのが
生命力の強いスパニッシュ・ブルーベルなのだそう。

真っ直ぐ伸びた茎に紫色のラッパ状の花が元気に
つくのがスパニッシュ・ブルーベルです。

イングリッシュ・ブルーベルに比べて大きくて活力に溢れた感じ。

アッシュリッジ・エステートの森では、余り咲いていないとのことでしたが

ここで見つけてしまいましたね。

イングリッシュ・ブルーベルにとって変わられない様にと
現地ガイドさんがとても心配されていました。

最近、イギリスの民家の庭先や公園、ロンドン市内の森で
みかけるのは、スパニッシュ・ブルーベルなのだそうです。

イングリッシュ・ブルーベルは売り買いできないので
当たり前と言えば当たり前ですけどね。

スパニッシュ・ブルーベルだって、とても可愛い花だけど、
ここのブルーベルだけは、可憐なイングリッシュ・ブルーベルで
あり続けてほしいです。 

ロッジで休憩

さて、アシュリッジエステイトの散策も終わり、

 ロッジの裏庭で休憩です。

私達もしばらく休憩してドリンクタイム。

売店でお土産を

そして、最後に売店によって買い物をしました。  

イングリッシュ・ブルーベルの絵のついたミルク入れ。

ちょうど小さなミルク入れが欲しかったのでこれに決定です。

あとは、お孫ちゃん達に可愛いなわとび。
これは、イングリッシュ・ブルーベルとは関係ありませんけどね。
なんだか可愛かったので。。 

 

主人はアシュリッジエステイトのポスターを買い、
私はスカーフを買いました。
すずらんのようなイングリッシュ・ブルーベルの柄が可愛いです。

元気をもらったアシュリッジエステイト。

待っていてくれたバスに乗って、

 今度はロンドンに向かいます。 

英国周遊27アシュリッジエステイト~ロンドン 
に続きます。 

最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。

たんぽぽのお花
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いつもご訪問ありがとうございます。    

主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を
忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。

また、これから行かれる方の参考に
少しでもなったらいいかなとも。。 


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2 コメント

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Unknown (小梅)
2019-12-12 00:00:39
ブルーベル、可憐なお花ですね😊
森の中もマイナスイオンたっぷりで散策も気持ち良さそうですね。
身体に元気をくれますね。 
ご主人さまの体調が良くなったのも この素敵な森とブルーベル、そして ここに住む妖精さん達のおかげかも😊

ブルーベルは絵にしても とっても可愛いですね。
スカーフ、可愛いです。
お孫ちゃんたちへのお土産の なわとびも可愛い〜♪
なわとびが楽しくなりそうですね。

毎年ノーベル賞の授賞式の話題がニュースで流れると たんぽぽさんが書かれていた記事を読み返します😊
畳吉野さんもお土産にメダルのチョコレート買われたんだろうか、とか。。。勝手に想像もしたりとかも。。😊

明日からも寒くなりそうですね。
マフラー、手袋もいると天気予報で言っていましたよ〜。
お互い暖かくして過ごしましょうね。
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2019-12-12 12:16:05
ブルーベルの花、可憐で可愛い花でしたよ~。

この朝、まだ完璧でなかった主人には、最高の観光地でした。
森の中をマイペースでゆっくり散策できましたしね。
ここで、主人の体調が回復したので、この後のロンドンも楽しめました。

ブルーベルの森の妖精さん達に感謝ですよね。

スカーフは大判なので、今年、ちょっと涼しい春夏(クーラーで)、使えましたよ。
なわとびは、可愛いだけで買ってしまいましたが。。
遊んでくれていたら嬉しいですね。

ノーベル賞の授賞式、行われましたね。
小梅さんに言っていただいて、私も久しぶりに
ストックホルムの記事を読み返しました。懐かしかった~。
メダルのチョコレートも、家では食べないままの物が
まだ健在なんですよ。
カカオが多い為、常温で飾っていても部屋の中では溶けないです。

風邪やインフルにかからないようお互い気を付けましょうね。
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