![ツマアカアオヒメハマキ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/e1/6e4084278016b5fbdfbd584b4461592d.jpg)
ハマキガ科ヒメハマキガ亜科のツマアカアオヒメハマキ Mehteria sp. Kawabe, 1982
志摩市志摩町越賀の海岸近くにフウトウカズラの茂みがあった。
その葉上に止まる小さな蛾を見つけた。翅の半分が赤っぽく見えたので魅せられてしまった。あいにく風があり、薄暗かったので鮮明な写真は撮れなかった。すぐに茂みの中へ入ってしまったので捕獲も出来なかった。
どうやらツマアカアオヒメハマキのようである。幼虫はコショウ科のフウトウカズラを食べるとされているから、食草も合っている。
ネット検索すると、5月と7月に鹿児島県、宮崎県、福岡県で見つかっている。また、四国宇佐町の横浪半島では9月に採集されている。福岡県では8月末と10月末に幼虫が観察されている。
三重県での記録はこれまで無いと聞いている。
美しいものにはまた会いたくなる。
日本産蛾類大図鑑によると、「美しい蛾である.暖地性の蛾で,紀伊半島(那智山),四国(足摺岬),九州(佐多岬,大隈半島)の太平洋岸から記録がある.台湾,ニューギニア,インド(アッサム)等に広く分布しているが,日本ではまれな種である.成虫は5月にとれている.食草等は不明.1属1種.」
2009.9.17
![ツマアカアオヒメハマキ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9b/d21b8b2e710a07fd16d8434faf7515f1.jpg)
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