川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

しょんがい音頭10周年記念大会開催される

2013-10-27 22:04:32 | 日記
         
            (しょんがいの由来の寸劇)           (子どもしょんがい)
 
「つなごう明日へ ~ありがとう 10年 そして これからも~」。
松阪しょんがい音頭と踊りが、松阪市無形民俗文化財指定10周年の記念大会が、10月27日松阪市民文化会館で開催されました。この催しは松阪しょんがい音頭と踊り保存会(奥村義治会長)が主催して、松阪市・松阪市教育委員会が共催して行われたもので、会場には主催者が用意した1300枚のパンフレット無くなる程の超満員の市民が来場しました。

 記念式典のあと、松阪ドラマシティによる「松阪しょんがいの由来」(脚本:岸武男 演出:天野亜矢)の寸劇が行われました。蒲生氏郷が松阪城を築いた時に民衆から始まった「しょんがい」の由来を、松阪ドラマシティとしては初めての時代劇で演じられましたが、さすがと思われる見事な演出と芝居でした。

         
            (松阪しょんがいソーラン)             (おわら風の盆)

 松阪しょんがいソーラン、子どもしょんがいのあと、来場者お目当ての「越中八尾おわら風の盆」が披露されました。おわら風の盆は富山県富山市八尾町で毎年9月1日から3日にかけて行われている富山県を代表する祭りです。もともとはそれほど有名な祭りではありませんでしたが、高橋治の小説『風の盆恋歌』や石川さゆりの『風の盆恋歌』でブームに火がつき、5千人の町に20数万員人の観光客が訪れるということです。艶やかな優雅な踊りを今日の来場者は堪能しました。

 今年、市の無形文化財指定10周年を迎えたしょんがい音頭は、私も若い時から大好きで、夏になると車にいつも下駄と浴衣を入れておいて、いろいろな地区の盆踊りを廻りました。1日に5ヶ所くらいハシゴして、最後に伊勢まで行きましたが、後片付けをしていたこともありました。
 庶民の踊り しょんがい音頭よ永遠なれ!
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八田城山いきいき祭り開催される

2013-10-27 18:22:36 | 日記
              

 今日、10月26日、松阪市嬉野八田町で「八田城山いきいきまつり」が行われました。私もほぼ毎年見学しています。今日は久しぶりに城跡に上がってみました登山道や土塁、城跡跡などきれいに整備がしてありました。今日は山中市長や中島議長と共に城山汁やつき餅をいただきました。

 八田城は松阪市嬉野八田町の集落の南側に位置する中世の山城で、城のふもとにある松阪市教育委員会の案内板によると、雲出川に支流中村川の南側に位置し、標高は58m、地区の平地からは34mの高さにあり、城跡は土塁に囲まれた主郭を中心とし、小郭、井戸跡、堀切などが残る。この地区には地区名の付いたいくつかの城跡があり、上流側には釜生田城、森本城、滝之川城、下流側には天花寺城、堀之内城、小川城があり、八田城は釜生田城、森本城、滝之川城とともに城跡全域が残っている城です。
               
                             (八田城跡)

 この祭りが始まった経緯として、世の中の物質文明が進んでいく中、地区の人々と里山とのつながりもなくなり、八田の城山は荒れ放題、山が孟宗竹で覆われ面影もなくなってしまいました。廃れゆく田舎の象徴のようで寂しく感じていました。この城山を自然と調和した里山公園として地域の活性化につなげたいとして、平成15年に八田城山公園保全会が結成されました。

 この城山は個人が所有されているものを借り受けるかたちで、平成15年から八田地区のボランテァの人々で城山の整備が始まりました。2年がかりで表登山道や進入路を整備し、木や竹で覆われていた主郭部も整備しました。また物置小屋、便所の設置、見張り台の設置、砦門の設置などが行われました。祭り会場の敷地としてふもとの田を借り受け、池も作りました。

 平成16年の春に初めての「城山イベント」が開催され、平成16年秋のから現在の「八田城山いきいきまつり」が続けられています。
 八田城山いきいきまつりは餅つき大会や物産販売、子どもたちのゲームや芋ほり会、抜き菜会などがあり、来場者には炊き込みご飯や城山汁が無料で振る舞われます。
 八田城山いきいきまつりは私のホームページ「松阪市何でも10選」の「松阪市まつりごよみ」に記録させていただきました。→クリック
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