川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松尾神社400段の階段上がり

2008-12-06 09:41:36 | 日記
 松阪市立野町にある松尾神社に体力づくりを兼ねて毎日参拝しています。

 松尾神社は標高113mの山の頂上にあり、本殿まで408段の階段が続きます。木立の中の階段を心地よい汗をかきながら登っていくと、両側の山からは小鳥のさえずりが聞こえ、木々の間からは遠くの風景が透けて見えます。頂上付近になると急な階段が120段続きようやく本殿に到達します。

◆松尾神社 
 松尾神社はもともと立野神社または立野明神と呼ばれ、神社がある立野は、平安時代の930年代に成立した「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」に飯高郡に属する郷としてあげられている。その立野郷の産土神(うぶすながみ)(生まれた土地を守護する神)として大山咋命(おおやまくいのみこと)を祭ったのが立野神社であり、康保4年(967)に施工された「延喜式」(法律の施行細則)神名帳にも記載されている。
 北畠の家臣水谷刑部がこの立野に砦を構えたとき神領を寄進し、徳川宗貞も享保9年(1724)来松の節、社領四石七斗六合を免除している。

 明治時代に1村1社を原則に神社合祀が進められ、明治40年・41年当時の松尾村村内の神社を立野神社に合祀し、名前を立野神社から松尾神社に改称された。祭ってあるのは大山咋命を主神に28柱の神。
 本殿のある山頂からは中部国際空港などが眺められ、また伊勢神宮、熱田神宮、橿原神宮、明治神宮、靖国神社の礼拝所も設置されている。
 昔は京都の松尾神社と同様に酒造の神と崇められたということから、酒を醸造する人たちが信仰する神社でもあり、毎日参拝する人や、三重県内はもとより県外からも多くの参拝者が訪れる。

 神社の大祭は2月11日で地元小学生女児による奉納舞や獅子舞が奉納され、カラオケ大会やもちまきが行われ多くの人たちでにぎわう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11月議会一般質問始まる | トップ | 山の神行われる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事