「あたごさん」でおなじみの松阪市愛宕町の愛宕山龍泉寺(岡本祐璋 住職)で7月24日、江戸時代中期から続く、火防・開運招福を祈る「火祭」が行われました。この日は紫灯護摩供養(さいとうごまくよう)があり、午後8時から護摩の焚かれた後の火の上を素足で歩く「火渡り」が行われました。
愛宕山上福院龍泉寺は高野山真言宗の古刹で、本尊の「愛宕大権現」は空海(弘法大師)の作といわれています。この寺の山門は桃山時代のもので、松阪城内の裏門を移転したのではないかといわれており、松阪市内で最も古い建物です。龍泉寺はもともと檀家のないお寺でしたが、昭和に入って檀家が増えてきたということです。
この日、三重修験道会(野沢静尊代表)の山伏8名が、ほら貝の鳴り響く中、四方に向かって矢を射る儀式を行い、その矢を拾うと縁起がいいということで、参加した市民が先を争って拾っていました。
広場の中央に積まれた護摩に火が付けられ、火が残る木の上を素足で歩く火渡りが始まりました。この火渡りは火災の防止、無病息災などの効果あるということです。この日は市民など約400人の参拝者が山伏の後に続いて、次々と火の上を渡りました。小さい子どもやお年寄りも山伏に手を引かれ、意を決して渡っていました。私も参加者とともに火渡りをしました。今年の夏は日本中で身の危険を感じる暑さが続いていますが、今日の護摩焚きや火渡りの熱さは、心地よさがありました。
愛宕さんの火渡りは私のブログ「松阪市内の祭り100選」に掲載してあります。
愛宕山龍泉寺
三重県松阪市愛宕町1-4
TEL:0598-21-2931
愛宕山上福院龍泉寺は高野山真言宗の古刹で、本尊の「愛宕大権現」は空海(弘法大師)の作といわれています。この寺の山門は桃山時代のもので、松阪城内の裏門を移転したのではないかといわれており、松阪市内で最も古い建物です。龍泉寺はもともと檀家のないお寺でしたが、昭和に入って檀家が増えてきたということです。
この日、三重修験道会(野沢静尊代表)の山伏8名が、ほら貝の鳴り響く中、四方に向かって矢を射る儀式を行い、その矢を拾うと縁起がいいということで、参加した市民が先を争って拾っていました。
広場の中央に積まれた護摩に火が付けられ、火が残る木の上を素足で歩く火渡りが始まりました。この火渡りは火災の防止、無病息災などの効果あるということです。この日は市民など約400人の参拝者が山伏の後に続いて、次々と火の上を渡りました。小さい子どもやお年寄りも山伏に手を引かれ、意を決して渡っていました。私も参加者とともに火渡りをしました。今年の夏は日本中で身の危険を感じる暑さが続いていますが、今日の護摩焚きや火渡りの熱さは、心地よさがありました。
愛宕さんの火渡りは私のブログ「松阪市内の祭り100選」に掲載してあります。
愛宕山龍泉寺
三重県松阪市愛宕町1-4
TEL:0598-21-2931