川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪市議会平成28年5大ニュース

2016-12-19 07:00:17 | 日記
 松阪市議会の平成28年11議会は12月16日に最終日を迎え、今年の議会活動は全て終了しました。今年の松阪市政は竹上市長のもとで比較的穏やかな1年となりました。その中で市議会では議員定数のあり方調査会の設置や、海上アクセス代替バス議案の否決がありました。例年通り私が独断で選定する、今年の松阪市議会5大ニュースを発表します。

◆議員定数のあり方調査会を設置(4月~10月)
 松阪市議会では、次期市議会議員選挙に向けた議員定数の検討を行うため、本市の議会基本条例第16条の規定に従い、専門的な知見を有する学識経験者等で構成する『松阪市議会議員定数のあり方調査会』を設置しました。
 調査会は次の4人の学識経験者に依頼しました。
  調査会会長   駒林 良則(立命館大学法学部教授)
  調査会副会長  高沖 秀宣(三重県地方自治研究センター上席研究員兼事務局長)
  調査委員    辻   陽(近畿大学法学部准教授)
  調査委員    松井真理子(四日市大学総合政策学部教授)
 4回の調査会を経て意見書が10月18日西村友志議長に提出されました。同日意見書に基づいて調査会委員と議員の意見交換が行われました。

◆議会報告会第6回、第7回開催(4月、11月)
 松阪市議会の議会報告会が4月に第6回、11月に第7回が開催されました。この報告会は平成24年9月議会で成立し、同11月から施行された松阪市議会の議会基本条例に基づくもので、市民に市議会活動の報告をしたり、市民と意見交換行うものです。平成25年4月に第1回の議会報告会を開催してから、2巡目に入っています。
 4月の報告会では、市議会議員を4つの班に分けて12会場で開催し、2月議会の予算審査の報告を中心に、また11月の報告会では9月議会の決算審査の報告を中心として12会場で開催されました。また議員定数のあり方調査会からの意見書の内容を報告し、参加され市民から議員定数についての意見を聞きました。
 議会報告会の参加者は、第6回が12会場のトータルで265人、第7回が12会場のトータルで225人です。(詳しくは 第6回 第7回 参照してください)

◆熊本地震の募金活動(4月)
 平成28年4月14日、熊本県を中心として震度7を観測する地震が発生し、その後も同規模を始めとする地震が頻発しています。この地震の被災地に松阪市議会としての義援金を送りました。またそれとは別に全議員により中部台運動公園(4/24)、松阪駅前(4/26)、ベルファーム(4/29)で募金活動をして市民の皆さまからいただいた義援金337,364円を松阪市福祉ささえあい課を通じ被災地に送りました。 

◆議長に西村友志議員が、副議長に植松泰之議員が選任される(8月臨時議会)
 8月臨時議会は、8月18日から2日間の日程で行われ、大平勇議長・川口保副議長が退任し、新しい議長に西村友志議員(公明党)が選任され、副議長に植松泰之議員(真政クラブ)が選任されました。また議会からの監査委員には大久保陽一議員(真政クラブ)が選任されました。任期は申し合わせにより1年間。

◆海上アクセス廃止に伴う代替バス案否決(9月議会)
 松阪市と中部国際空港を結ぶ海上アクセス「ベルライン」は平成18年(2006)12月20日に開港しました。しかし予想のように乗客数が伸びずに、平成21年9月1日より津エアポートラインが運行を引き継いできましたが、ついに廃止が決定し、平成28年(2016)12月19日を最後に11年間の歴史に幕をとじることになりました。
 松阪市では激変緩和措置として、松阪駅と津市の海上アクセスの発着港である津なぎさ町までの無料の代替バスを走らせる案を9月議会に提出しましたが、採決の結果反対多数で否決し、同案を除く修正案が可決されました。
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