川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

宇気郷地区全国山村力コンクール2位

2009-03-31 06:42:44 | 日記
 松阪市柚原町一帯で地域おこしに取り組んでいる宇気郷公民館の「雛(ひいな)クラブ」が第3回山村力(やまぢから)コンクールで2位にあたる「全国山村振興連盟会長賞」を受賞しました。取り組みのタイトルは3月28日のブログでも紹介しました「宇気郷・山村のひなまつり ~元開集落を楽しむ~」。

 このコンクールは立松和平さんが審査委員会長を務め、森林や山村に人の流れが定着するような「都市と山村との交流・協働」、「地域資源を活用した就業機会の確保・創出」及び「定住の促進」などの取り組みを紹介して、山村が元気になる取り組みが全国に波及していくことを目的として(財)都市農山漁村交流活性化機構が主催しています。
 今年度の第3回では個人の部に4人が、団体の部で8組が表彰されました。

 今回受賞の対象となった宇気郷公民館の「雛(ひいな)クラブ」の取り組みは、高齢化率70%にせまる50戸ほどの地域で村中におひなさまをならべることにより、村の人々が楽しみ気分を若返らせたいというものです。この催しには他地区からもたくさんの見学者が訪れます。

 市民センターの人の話ではコンクールに応募はしたもののまさか入賞するとは思っていなくて、受賞の連絡があった時には驚いたそうです。折しもこのひなまつりの直前に東京に行って賞状をいただかれました。

 ちなみに団体1位にあたる「林野庁長官賞」は東京都の「環境NPOオフィス町内会」の「「森の町内会ー間伐に寄与した紙ー」の使用を通じた企業群による間伐促進の新たな取り組み」です。

 宇気郷のひなまつりは4月5日まで行われています。地区内をぶらぶら歩き、34ヶ所に飾ってあるおひな様を見ながら、のんびりしたひとときを過ごされるのもいいのではないかと思います。

 (写真は木製の賞状です)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする