かっては各地で行われていた「かんこ踊り」。時代の波に飲み込まれて多くの地区で消えていってしまいました。合併して広くなった松阪市において現在残っているのは、旧松阪地区の猟師・松ヶ崎・小阿坂・西野。三雲地区の曽原・笠松、嬉野地区の新屋庄と飯南地区の粥見の8ヶ所です。いずれも貴重な伝統芸能、郷土芸能です。
この8ヶ所のうち、今も盛大に行われている地区もあれば、存続に苦慮している地区もあります。我が西野地区は後者です。
多くのかんこ踊りが初盆供養踊りですが、西野かんこ踊りは雨乞いや豊年祈願の踊りです。そして別名「子踊り」と言われるように、踊りの中心は子ども達です。しかし近年子どもの数が激減し、子ども達だけでは踊りの輪が組めなくなり、最近大人も多く踊りに加わってもらうようになりました。
私は2年前から西野子踊り保存会の会長を仰せつかっていますが、今の西野のかんこ踊りを見たときに、歌が歌える人、笛が吹ける人、そして確実に踊れる人が極めて少なくなってきたことに直面しています。このままでは消滅してしまう心配もありました。
そこで西野地区では、今回1年を通してかんこ踊りの歌、笛、踊りを練習していく「西野かんこ塾」を立ち上げました。第1回の練習が6月14日あり20名の塾生、師範が参加しました。
西野かんこ塾塾長には私の同級生で、市職OBの錦洋明さんが就任されました。
この8ヶ所のうち、今も盛大に行われている地区もあれば、存続に苦慮している地区もあります。我が西野地区は後者です。
多くのかんこ踊りが初盆供養踊りですが、西野かんこ踊りは雨乞いや豊年祈願の踊りです。そして別名「子踊り」と言われるように、踊りの中心は子ども達です。しかし近年子どもの数が激減し、子ども達だけでは踊りの輪が組めなくなり、最近大人も多く踊りに加わってもらうようになりました。
私は2年前から西野子踊り保存会の会長を仰せつかっていますが、今の西野のかんこ踊りを見たときに、歌が歌える人、笛が吹ける人、そして確実に踊れる人が極めて少なくなってきたことに直面しています。このままでは消滅してしまう心配もありました。
そこで西野地区では、今回1年を通してかんこ踊りの歌、笛、踊りを練習していく「西野かんこ塾」を立ち上げました。第1回の練習が6月14日あり20名の塾生、師範が参加しました。
西野かんこ塾塾長には私の同級生で、市職OBの錦洋明さんが就任されました。