レコーダー録画鑑賞「神撃のバハムート -GENESIS-」。

　アプリゲームのアニメというのは特に意識しないで、オリジナルアニメとして観ました。1クール放映の為でしょう、殆ど説明もないまま、ファバロが悪魔のしっぽ付きになってしまい、どんどん面倒事に巻き込まれていくスピード展開。序盤はキャラクターもよくわからないし、なかなか盛り上がらない話、どうしよう最後まで観ようか？と迷いつつの視聴(汗)。

　後半、神と悪魔、人間の三者(？)の対立構造が見えてきてやっと少しおもしろいと思えるようになりました。ファバロのキャラクターが赤毛のアフロで某イデオンの主人公に激似だったからかも(爆)。

　最後はファバロの主人公らしい神懸った活躍があり、予想以上に盛り上がって終わり、良かったです(吉野君の熱演に助けられましたね)。とある冒険譚、としてはまあまあの出来だったのでは。

　アーミラ、カイザル、リタなどメインのキャラもきちんと見せ場ありましたし。まさに終わり良ければ的なアニメでした。

　ただ、神と悪魔について知らないことが多く、天使達の会話は全然わからなかったです…知識があったらもっと楽しめたなと(汗)。ミカエルの蒼井君がステキヴォイスでした。

　作画も毎回キレイ(恩田さん)、音楽も重厚、数多く放映されるアニメの中で目立たずに終わるにはもったいない感じです。監督さんはタイバニも手がけられていたせいか、森田君、伊瀬さん、剛君、岩崎君、平田さん、津田君と地味にタイバニ声優さん多くて苦笑しました。

レコーダー録画鑑賞「テラフォーマーズ」。

　いったい何がしたかったのかわからないアニメでした。あ、勿論原作の宣伝をしたかったのは理解しています(汗)。わからないのはアニメの内容のほう。

　火星に飛び立つまではまあまあ良かったのですが、火星に着いてからの話が全然進まなくてもどかしかったです。回想シーンやたら多かったですし。少年マンガの回想シーンあまり読まないほうなので(汗)。

　火星のG達の奇妙な進化やテラフォーマーズのメンバーが持っている能力の元の解説はマニアックで非常に興味深く、そこは勉強になったような気がしました。原作者の方、すごい知識量だと思います。

　あと、群像劇なので燈が主役扱いでは無いのも正直物足りなかったです。細谷君の声がカッコ良かったのでもっと出て欲しかった…。

　そしてここは言いたい。謎と伏線ばらまきまくって終わるのはひど過ぎます。続きは原作で、も大概に。2期やるのならまだ我慢しますが。とはいえ円盤売れる作品とは思えないし、厳しいでしょうね…。

レコーダー録画鑑賞「蟲師 続章」。

　分割2期で放映。ちなみに1期は未視聴。ダンナはあまり好きではなかった様子。淡々とし過ぎていて大きなストーリーある訳ではないですし、地味ですし、重いですし。

　そもそもギンコってなに？からありましたからね(汗)。ちょうど良いことに、ギンコの少年時代を描いた話があり、そこで初めて彼が一つ所にいないのか理由がわかりました。ギンコのことがわかって親しみを持つことが出来たのは良かったです。ギンコ役の中野さんの抑揚のない話し方もとても合っていました。

　とにかく画で見せる、音を聴かせる、時々無音になるあの独特の間みたいなものが不思議な作品でした。蟲と呼ばれるもの達の描写が幻想的で美しかった。それ自体は意思を持たず、人間の感情が作用することで体にも奇妙な現象を呼び起こす、いわゆる妖怪、妖とは違う存在なのだなと思いました。

　機会があれば1期も観てみたいのですが、時間が無くてなかなか(大汗)

レコーダー録画鑑賞「ソードアート・オンラインⅡ」。

　前半がデス・ガンとの対決をキリト主役で、後半が病床の少女ユウキとの交流をアスナ主役で、という構成でした。

　アインクラッド編での出来事が伏線になっていて、現在も続いている長編もその流れなのでしょう。ガンゲイル・オンラインではまだ謎が解決されないまま終わってしまって残念。

　マザーズ・ロザリオ編はアスナの自立がメイン、ここで主役二人が自分のすべきことを再確認し、最終？の戦いに挑む構図とみました。という意味で3期は確実にありそうです。何といっても人気作ですから。

　オンとオフの出来事が上手くリンクし、かつゲームシステムがストーリーに絡んでくる展開は、本当にすごいと思います。作品ごとのヒロインの立たせ方もうまいですし。そして、心理描写がきめ細かくて毎回泣けます。

　キリトの奥さん(爆)はアスナと(ほぼ)決まっていても、これだけ可愛いヒロインが次々出せるのは、ステディ絶対主義(古風ですみません)な自分には不思議でもあるのですが、嫌味に見えないので良いのかな。

　シノンの沢城さんもユウキの悠木さんも演技が上手くてそれも良かったです！でも出来れば男子キャラ、エギルの出番をもう少し多くして欲しかった…(結局そこか)。3期に期待します！！

　あと、アクセル・ワールドの続編はいつですか？(爆)

レコーダー録画鑑賞「アカメが斬る！」

　半年2クールがやけに長かった…(汗)。もう少し盛り上がるかと思ったクライマックス、タツミが早々にリタイアしてしまった時点で番組終わってもおかしくなかったです(大汗)。

　ダンナが再三再四言っていた「タイトル名にアカメがあるにもかかわらず、一向に表に立つことが無く変な感じ」、自分もそう思います。ヒロインのはずなのに、タツミと結ばれたのはマイン。メインストーリーにも時々しか顔を出さず、元々物静かなキャラなのでますます目立たずで、なんとも。そのせいで最終回のエスデスとの対決も今一つ盛り上がりに欠けました。

　必殺仕事人のようなナレなのに、気づいたら革命になってたし。ストーリーに一本筋が通ってなく、観ている側もどのキャラの、または話のどの部分に注目して良いのか迷うのでは？原作コミックスはおそらく帝具使い同士のバトルを毎回の見どころにすれば普通に成り立つと思いますが、アニメはキャラが多過ぎ、そして個性が薄かった印象しか残らず、よってバトルもインパクトに欠けていました。

　しかし、まさかタツミの相手がマインとは！まさかの展開にビックリです。ヒロインを差し置いて、みたいな(爆)。確かにマインはいい子でしたね。そしてスーさんことスサノオ、帝具なのにアットホームな感じの(家事が得意)とてもあったかいキャラでした。

　もう少しアカメについての説明、そしてアカメが自分で動くような話だったらおもしろかったはず。その意味ではアクションも悪くなかったので勿体無い作品と言えます。きちんとアニメの中で完結したことだけは褒められますけれど…。