たまてばこ新聞

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レコーダー録画鑑賞「忍者戦士飛影」。

2015年01月28日 22時45分56秒 | TVアニメ鑑賞記録
 今日最終回観ました!全43話ですが、最後の2話は総集編でした…意味深(某○ロバコ)。所謂打ち切りですね。今は最初から尺が決められているものばかりで打ち切りなどという言葉は聞かなくなりましたが、80年代アニメは普通におもちゃの売れ行きで放映続行か打ち切りか決まってしまいましたから。

 飛影は、リアタイ放映当時気になっていたものの、観る機会を失ったまま過ぎてしまったアニメでした。主題歌だけは録音して何度も聴くくらい気に入っていたのですが。

 今回CSで放映してくれて大感謝!作画は当時の作画レベルが平均的に低かったこともあり、正直観られたものではない回が多々ありました。ただ、それ以上にシナリオが非常にきちんと描かれていて、次が気になる展開。

 火星、地球、ラドリオ星、ザ・ブーム軍、それぞれの立場が主張が本音でぶつかり合い、起きる戦争。それぞれの思惑が交錯するところが当時の作品としてはなかなかに緻密。特に火星の長官ハザードと、ラドリオ軍を裏切ったイルボラの行動が己の欲に純粋過ぎて、逆にうらやましくなるくらいでしたね。青野さん(故人)、賢雄さんの熱演がすごかったです。

 ジョウ役の和彦さんはちょっと不良っぽいけれど困っている人を放っておけない元気いっぱいの二枚目主人公を演じていました。今の渋い和彦さんしか知らない方には是非観ていただきたいです!

 その他では、いぶし銀の活躍をしていたダミアンや、いつもジョウと殴りあっていたガメランの存在感も忘れられません。どちらもメインのキャラとは違い全然イケメンでもなんでもないのですが(おい)。現在のアニメならもっとカッコイイ外見になるはず。

 最終回は、地球での戦いが一区切りし、ラドリオ星を救いに旅立つところで終わってしまいました。飛影の謎など大事な伏線が回収されずに終わったことが残念でなりません。でも最終回までのストーリーが文句なかっただけに勿体無いです…。
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