たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴45年、まだ×2現役やってます!ロボティクスノーツ&地球防衛軍5絶賛プレイ中♪

「オーバーロード」最新12巻まで読了しました。

2018年02月02日 10時41分41秒 | ノベルス
 読み始めたのは2015年とか…長かったな(遠い目)。アニメ1期終了後より細かい設定を知りたくて原作1巻を読み始め、経過すること約2年半、コツコツ頑張りました。途中全く本にさわらない期間もありましたが、やめる予定はなかったです。

 MMORPGユグドラシルに由来する世界観や能力設定などはやはりテキストで知る方が断然頭に入りますし、映像では詳細なパラメーター描写は必要ありませんから。でも、アニメで興味持った方は原作を読むことを強くお勧めします。

 5巻以降、いえ7巻8巻以降の悪逆非道の限りを尽くす展開は、「え?主人公サイドがここまでやって良いの?」と心配になるレベルのひどさ(褒め言葉)。王国と帝国の馴れ合い的戦争も瞬時に終結させる大殺戮シーンは本当に鳥肌ものです。アインズがそこに罪悪感を感じている様子が無い点に嫌悪を感じたらついていけないでしょう。ただ、彼、鈴木悟はアインズとして、大切な友人達の生み出したNPCを守る為に結果として決断を下している訳で。結構、周囲(階層守護者達)の優秀さに振り回されているところもあり、憎めないキャラクターです。

 原作の丸山くがね先生によると20巻くらいで完結予定とのこと。あと何年で最終巻が出るのか…老眼が進まないうちの発刊をお願いしたいと切に願います(爆)
コメント

「虐殺器官」読了しました。

2018年01月29日 13時40分23秒 | ノベルス
 風邪のおかげで寝床読みがはかどりまして(爆)。だいぶ前から少しずつ読み進めていたこの本を読了することが出来ました。いや、とにかく難しかった。

 自分的には、劇場版アニメの補完的な意味合いでの読書だった訳ですが、確かにアニメの映像ではわかりにくいテクノロジーやクラヴィスの心情の細かい変化などをより深く理解出来ました。小説はクラヴィスの一人称というのも良かったです。

 しかし、斜め読みの早読みな自分は一番のキーワード「虐殺の言語」がなんなのか全然さっぱりわかりませんでした(汗)。勿論、わからないからこそ「どんな文法なのだろうか」と考察するのも楽しみ方なのだと思いますが。ジャン・ポールの頭の中覗いてみたい…(おい)

 SF的な難しい設定を省き、愛した女性に過去の罪を赦してもらいたかったクラヴィス、愛した男性の妻子の死を悔やみ怯え続けるルツィア、妻子が死亡する瞬間、愛人と共にいた自分を憎み続けるジャン・ポール、彼らの悲しい恋物語と考えれば、感情移入も難しくありません。

 マクロとミクロ、双方のドラマが絶妙のバランスで紡がれたストーリー。アニメが無かったら決して触れることが無かったこの作品に出合えたことの幸運に感謝します。またアニメ観たいなぁ。

 そして、現在「ハーモニー」も読書中~。
コメント

「いまさら翼といわれても」読了しました。

2017年02月03日 10時16分16秒 | ノベルス
少しずつ読み進めていた「いまさら翼といわれても」、やっと終わりました。古典部シリーズはやはりおもしろいです。

 今作は中短編のオムニバス形式でありながら時がきちんと動いています。なのでメイン4人の関係も変化しています。けれど高校生の青春ものと思っていると、難解なミステリーに「うわっ!」となり、思わず頭抱え(爆)。

 推理小説は好きなジャンルですが、犯人を当てたりトリックを見破ったりは全然出来ないヘタレミステリー読み。今作のも全くわかりませんでした。

 謎解きは読み進めてのお楽しみにしておき(え)、もっぱら折木とえるの微妙な距離感や、縮まりそうで縮まらない里志と摩耶花の関係を見守っていました(アホ)。

 特に、折木の現在の行動スタイルを形作ったと思われる事件を扱った「長い休日」と、えるに訪れた転機を描いた表題作「いまさら翼といわれても」の2本は、生真面目な彼らだからこそ深く傷ついたことに読んでいる側も感情移入して切ない気持ちに。でも、手を差し伸べる人、話を聞いてくれる人がいることで気持ちに何らかの良い変化が生まれるという結末に、ホッと安堵し心が温まりました。そしてちょっと甘酸っぱい青春の香り(爆)

 こうして少しずつ時間が経過していく古典部メンバーの今後が、なお一層気になります!次作はまだまだ先だと思われますが、楽しみに待ちたいと思います。
コメント

「夜行」読了しました。

2017年01月05日 22時06分16秒 | ノベルス
 読み始めてから終わるまで1か月くらい掛かったような?(汗)森見先生の最新作やっと読み終わりました。

 主人公の大橋が体験した不思議な出来事。友人たちが語る一人一人の思い出はあまりにもありえない話、そしてそれに対して何のリアクションもないまま普通に次の人が語る話へと移る不思議さに違和感を覚えていたら。

 実は、行方不明になっていたのは旧友の女性ではなく、主人公だったという結末。昔から夜と朝昼の境目には時空間があいまいになる時があるとよく言われますが、街から灯りが消えなくなっている今は夜の闇の深さを感じなくなっているのかもしれません。我が田舎はところどころそういうスポットがありますけど(汗)

 大橋の友人達には心に秘めた闇があり、大橋の闇は実は長谷川さんだったということで良いのでしょうか。それぞれのエピソードが短編の為想像するしかない部分は多く、読んだ人と語り合うのといろいろ理解が深まりそうな気がします。カテゴリー分類するならやはりファンタジーなのかな?

 この作品が直木賞候補だそうですね。審査をされる皆さんがどのような感想を書くのか気になるところです。
コメント

「舟を編む」読了しました。

2016年11月21日 14時02分35秒 | ノベルス
 アニメがおもしろいので、気になり原作文庫本を密林で注文し、早速読みました。非情に読みやすい文章であっという間に読み終わり!

 連載されていたのが、女性ファッション誌(?)というのにビックリ。今は女性誌にもこんな本格的な小説が掲載されるんですね。すごい。

 ストーリーは、本当にただひたすら辞書編纂に取り組む人々の人間模様を描いているシンプルなものでしたが、辞書編纂の流れが実に丁寧に描写されており、まずそこが非常に興味深かったです。新しい辞書を作る為に15年以上も掛けているところも。まさか主人公の馬締が15歳も年を取る展開になろうとは思いもよりませんでした。

 15年経っても変わることなく辞書へ情熱を傾け続ける馬締の姿が本当に美しかったです。そしてカッコイイ。最初は変人のように思っていた、西岡そして岸辺が徐々に影響を受けて変わっていくところが共感出来ました。

 最後、完成を前にして松本先生が亡くなるという、切なく悲しい終わりではありましたが、先生の思いは次の人々へ繋がれていくエンディングに心温まります。

 何かと速攻の結果を求めたがる現在の風潮の中で、コツコツとひたむきに一つのことを成し遂げようと努力することは素晴らしく、誇って良いのだと応援してくれる、そんな暖かさに満ちた作品でした。

 そして、この原作がどうやってアニメで今後表現されていくのか楽しみになってきました。15年後はどんな風に描かれるのか、原作のどこまでがアニメになるのか、興味は尽きません!
コメント