フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

一芸

2016-10-17 22:56:40 | Weblog
今年のプロ野球も後は日本シリーズを残すだけとなりました。セ・リーグもパ・リーグも日本シリーズに進出したのは、共にリーグを制した優勝チームというのが何よりだと思います。
さてこうした華々しい舞台の陰で今年もユニフォームを脱ぐ選手が数多くいます。その中で、特に印象深い選手は巨人の足のスペシャリストの鈴木選手でしょう。代走に起用されるだけであれだけ歓声を受ける選手はもう出ないのではないでしょうか。最近ではこうした一芸に秀でた選手が働ける間口が狭まっていただけに、鈴木選手の場合は大変珍しいことでした。やはり元巨人の川相選手のバントの技術も一芸に入るでしょう。内野安打の多い選手もその中で一芸に秀でると言っても良いでしょう。
近頃のプロ野球は下位打線でもホームランを期待する粗い野球が横行していますが、決めの細かい野球も本来の日本の野球だったはずです。一芸に秀でる選手もドラフトの対象になってくれないかと密かに思っている私です。

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