フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

過去に学ぶ

2012-11-25 21:16:12 | Weblog
サッカーJ1を初制覇した広島の監督は、なんと監督として1年目の生え抜きの森保一さんでした。他のクラブでも監督経験のない、まさに初監督で初優勝です。野球の日本ハムの栗山監督もそうでした。この森保監督は経験の少なさを補う為にしたことは、現役時代から毎日書いていたサッカー日記を読み返したそうです。ドーハの悲劇も味わっている森保監督は日記の中から練習内容を組み立てていったそうです。この日記の中にはオフト元日本代表監督の楽しく厳しく」もあったそうです。
経験を書き留めることは、こうした初体験にも良い道筋を付けてくれるものですね。いくら聞いて知っていると思い込んでいてもどこかで必ず記憶が欠落しています。ましてや系統だてて覚えていることはないだけに、やはり組み立てる際には齟齬が出てしまうものです。それとは別に、森保監督が毎日欠かさず日記を付けていたという行為に対するご褒美かも知れません。毎日となると大変な集中力が必要になって来ます。それがほんの一行のことでもですよ。
私も毎日、こうしてエッセイらしきも
のを書いていますが、まだご褒美は残念ながら届かないのは、人徳がないのでしょうね(笑)。

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