フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

パフォーマンス

2008-08-10 23:58:42 | Weblog
各テレビ局のワイドショーで北京オリンピックのメダル獲得数のよそうが華々しく行われています。先国のアテネの16個の金メダルに並ぶと推測していた番組もありました。
確かに日本の選手のメダル獲得のシーンは嬉しいものですが、戦前の予想が見事にはずれたオリンピックもありましたね。冬季でしたがトリノオリンピックでは荒川静香選手しか獲得できなかった事もありました。どうもこの手のものは過剰予測になりがちです。
ところで目出度くメダルを獲得した際のパフォーマンスに「メダルかじり」があります。誰から始まったのでしょうか?マラソンの高橋尚子選手、柔道の野村選手、いや中村選手という説が乱れ飛んでいますが、こんな説もあります。
1988年のソウルオリンピック、水泳男子自由形200mの表彰式の後、いわゆる勝利の味をかみしめたのでしょうか、オーストラリアの選手が金メダルをかじったのがはじまりといいます。それ以降、優勝者にはカメラマンのリクエストが相次ぎ、優勝パフォーマンスの定番となったようです。日本では小判をかじって偽物かどうか確かめた時代もありましたが、まさかオーストラリアの選手も疑ったわけではないでしょう。(笑)
パフォーマンスといえば野口みずき選手がシューズにキスしたシーンはさわやかでしたね。
今回はどんなパフォーマンスが飛び出すか楽しみではありますが、それよりもオリンピックといえばそのスポーツの最高峰にいる選手が一堂に会するわけですから、もっている実力を充分に発揮することが最高のパフォーマンスでしょうね。

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