フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

昭和は

2018-01-26 23:34:19 | Weblog
参議院の議会の政府の施政方針演説で元号の討論が始まったようです。平成の前の昭和に生まれた私達もだんだん「昭和は遠くなりにけり」になりそうです。
ところで演歌歌謡曲の世界では、今は昭和ブームと言って良いほど、昭和を懐かしがる作品が多くあります。恐らく、歌謡曲全盛だった昭和の30年40年代を懐かしんでいるからでしょう。平成31年5月1日にはどんな元号になっているでしょうね。
この平成の時代に平成がタイトルに入る歌謡曲は昭和に比べて圧倒的に少ないですね。何故なんでしょう。「昭和」と「平成」の語感の違いからでしょうか。私は語感よりも、やはり世相の違いからではないかと思えます。つまり歌謡曲と平成の世がマッチしないのです。生活スタイルが変わり過ぎたようです。娯楽にしてもあらゆるジャンルが存在していますからね。カラオケで歌謡曲を歌うことにのめり込んだ昭和とは全く違いますね。