フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

時ならぬ雪

2018-01-23 23:35:12 | Weblog
今朝がたのニュースはどの局も関東地方の大雪でした。雪国とは違って雪に慣れていない都会では、雪景色と情緒を楽しむ余裕など全くありません。交通事故などが頻発して、ふだんの生活がづたづたになった雪でした。
今回の雪は、名古屋を除く都会には多くの被害をもたらしました。しかし改めて良かったと思うのはセンター試験にこの雪が重ならなかったことです。何年もかけて育てたつぼみが旅立つ初日に影響が無く終わり、次のステップに向かいます。
何事も無いときの自然は優しく、優しいもので、我々自体が癒される存在です。それが証拠に雪が止んで日差しが届くときの日差しの温かさは1人や二人の力で雪掻きをするよりも圧倒的な力強さで雪を溶かしていきます。この有りがたさをいつも感じ取って生活することを我々、常々忘れていけないことを教えてくれるこの日差しです。