「登山は登るだけでなく下ることで完結する」という言葉があります。確かに普通に目的地に出掛ける際、帰り道の方が余裕が出来、回りの景色を楽しむことが出来ます。これを人生に例えて、人生100年と考えて見ると50才が人生の頂上で後は下りに入ります。この下りが大切なんです。
下りにも相当のエネルギーがいります。我々はいつも登る技術ばかり磨いてきましたが、これからは下る技術を磨かなければなりません。下りは無から降りるのではなく培った財産が基礎にあります。それをどう活かすかが下りに臨むに当たって必要なのです。
ゆっくりと下りる文化を磨きたいですね。その際には、自分を取り巻く友人、知己とともに歩くことが出来れば、下り道がさらに楽しくなります。車でいえば、加速が文化であるのと同じように減速も文化になり得るのです。そしていつか、きちんとした停止線で止まることが出来れば幸いですね。
下りにも相当のエネルギーがいります。我々はいつも登る技術ばかり磨いてきましたが、これからは下る技術を磨かなければなりません。下りは無から降りるのではなく培った財産が基礎にあります。それをどう活かすかが下りに臨むに当たって必要なのです。
ゆっくりと下りる文化を磨きたいですね。その際には、自分を取り巻く友人、知己とともに歩くことが出来れば、下り道がさらに楽しくなります。車でいえば、加速が文化であるのと同じように減速も文化になり得るのです。そしていつか、きちんとした停止線で止まることが出来れば幸いですね。