秋祭り

風に乗って笛や太鼓の音が届きます。そんな頃から地元の神社の境内が特別な空間になっていきます。ただ最近は少子化の影響からか、地元の祭りが減っています。ほんの少し前まで子供獅子の囃子声が聞こえていたのに…。あの声自体が聞こえてくると日頃とは違った空気が漂いますね。
ところで知能が高く社会生活を営む動物は多くいますが、祭りのような行動をするのは人類だけと聞いています。つまり、日頃の疲れやよどみを祭りという舞台で放電してリセットするわけです。昨日は参加出来ませんでしたが、北島三郎さんの芸道55周年を祝うパーティーが行われました。北島さんの代表曲に「祭り」がありますね。大波小波のリズムに乗り歌い上げると明日という未来が大いに開けていくような気持ちにさせられます。ほんの少し非日常の舞台に上がることがどれだけ英気を養うことが出来るかがよくわかります。
秋祭りに積極的に参加してみる秋にしたいですね。