フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

演歌

2016-03-26 23:46:32 | Weblog
まだ寒さが残るので、今日あたりは桜の下の宴会は少ないでしょう。もう一週間もすれば満開の桜の下で一杯やりながら「しみじみ飲めばしみじみと~」と歌っているグループが多く見られるでしょう、と私はオジサンオバサンがカラオケで歌うのは演歌と決め付けますが、歌う曲は演歌ではないかもしれませんね。ちょっと興味があることです。
演歌は残念ながらCDの売上は苦戦しています。しかしコンサート会場のCD即売場では中高年の女性が殺到して飛ぶように売れています。こうしてみると演歌にお金を払う潜在的なファンは沢山いるのです。若者はカラオケで演歌を歌うのは恥ずかしいと言います。しかし裏返せば歌ってみたいという気持ちは強く持っています。我々がともに歩いた青春歌謡の復活を心待ちしています。自分と等身大の内容が歌謡曲として登場すれば、自分の曲として口ずさむのではないでしょうか。それを出発点として心に沁みる演歌に向かってほしいです。