フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

交流戦

2014-06-22 21:31:52 | Weblog
今日が交流戦最後の日です。今シリーズの特色はセリーグ主催のゲームでは、DH制をとったことですね。セリーグはペナントレースではDH制をとっていないことから、これが投手にかなりの影響を与えていることが理解出来ます。
具体的に言うならば、パ・リーグの投手の方がスタミナがあるということです。先発投手が僅か一点しか取られてなくても、それがビハインド状態ならばチャンスをものにしたり、拡げたりする為には先発投手に替えてピンチヒッターを出さなくてはなりません。上手くいけばいいのですが、逆に投手が代わったことで、その後、傷を拡げてしまうことがあります。それよりも、投手が完投とか、せめて8回ぐらいまで投げることが滅多になくなってしまいます。スタミナ不足が慢性的に起きてしまいます。野茂、松坂、岩隈、ダルビッシュ、それに田中と大リーグで活躍した投手はすべてパ・リーグ出身だということがそれを裏付けています。
確かにセリーグは投手の分業制とか勝利の方程式というシステムは作りましたが、DH制がないことで、投手の力が小さくなりましたね。