フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

言葉は匕首

2014-02-25 22:30:30 | Weblog
森元総理の浅田選手への発言が批判されています。哀しみのヒロインに対する言葉としては、ちょっぴり情のない言葉でしたね。悪魔の一言というものですね。その定義は「何気なく発した言葉が、人の心をぐさりと刺したり、相手の反発を呼び起こしたりする言葉」です。かつて総理時代にも何かと失言があったと記憶していますが、こうした悪魔の一言がつい出てしまう人は、是非これを守って欲しいですね。それは「その言葉を出す前に3つ数えること」です。こうした意識を持って話さないとまたどこかで悪魔の一言をささやいてしまいます。
次元は違うかもしれませんがカラオケの歌詞でもちゃんと意識していないと、とんでもないところで歌詞が出て来なくなることがあります。毎日のように唄っているような曲でもそうですよ。
タイトルに言葉は匕首と書きましたが、実際の匕首の傷は時間が経てば傷口がふさがります。しかし悪魔の一言で傷ついた傷口は永久にふさがらないのです。それくらい言葉はグサッとくるものです。知らず知らずにあなたの周りから去った人はそんな傷をおった人かもしれませんよ。