2月逃げる

2月に入りました。ソチ冬季オリンピックや東京都知事選挙と短い月でも中身の濃い月になりそうですね。その前に節分があり、そして立春です。28日という短い月なので、昔から2月逃げると言われたのです。学生にとっては受験があり、１日１日を大切に使わなければならないのに無情に早く過ぎてゆく、こんなところにも2月の速さを感じるのでしょう。
さて逃げるのを追うのは大変難しいので、この際、世間の風潮には背を向けてあえてゆっくり過ごそうという気持ちに切り換えたほうがいいですね。本を読む、音楽を聴く、ゆったりと楽しむようにするといままでとは違った2月になります。今の我々に一番欠けているのは「惜しまない気持ち」です。皆が色んなことを惜しんでしまっています。手間をかけることを惜しみプロセスを飛ばしてしまうことが数多く見られます。肥料をやらずに果実を求めているのです。ゆっくりでいいですよ。未来にたいする準備だと思って今をゆっくり生きていきましょう。未来には素晴らしいことが起きると想像しながら…。