フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

思い出の食べ物

2009-08-06 22:15:27 | Weblog
思い出と食べ物は記憶の中で非常によくリンクします。子供の頃から列記していくと、小学校の給食でパンに初めてバターを塗った時などは興奮しましたね。また、夏には隣の八百屋さんが扱っているスイカが運び入れる際に落ちて商売物にならなくなって御相伴に預かったことを思い出します。
中学生になって、ある先生のお宅での勉強に通っていた時に出して貰ったミルク紅茶の味は、世の中にこんな美味しい飲み物があるのだと感動しましたね。そして大学生になって初めて口にしたのが餃子。あのおいしさはその後全く味わっていません。懐かしく京都、出町柳に行ってみたのですが、そのお店はありませんでした。
学生時代のサークルでもっぱら出前して貰ったのがカレーうどんとライスでした。当時は質より量だったのでしょう。もうひとつ忘れられないのはかき氷です。「せんじ」とこの地方では言っていた「みぞれ」を初めて食べた時のカルチャーショックは夏を好きになった理由の一つになります。
食べ物の思い出が増えるように生活するのが豊かな食生活と言えるかもしれないですね。