The Last Enemy (ラスト・エネミー 監視国家の陰謀 全5話) 2008年 イギリスTVドラマ
監督 イアン・B・マクドナルド
出演 ベネディクト・カンバーバッチ アナマリア・マリカン マックス・ビースレイ ロバート・カーライル
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アフガニスタン国境、難民キャンプ。1台のジープが走り出し、砂漠の真ん中で爆発した。
4年ぶりに中国からロンドンに帰ってきた、スティーブ・エザードは、ギリギリ、兄マイケルの葬儀に間に合った。彼はアフガニスタンで死亡したのだ。スティーブとは正反対の兄。
多くの友人が彼の死を悲しんでいた。
スティーブが兄の家に行くとそこには、妻だと名乗る女性が病人を連れて来ていた。ヤシームと名乗った彼女。互いの寂しさを埋めるように、ベッドを共にするスティーブ。
だが、次の朝、彼女は忽然と姿を消す。
スティーブは元恋人で今はTIA(全情報認識システム)を政府へ導入しようとしているエレノアから自分の会社のアドバイザーになってくれと頼まれ承諾する。
そこで、彼は居なくなったヤシームを探し始めるのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週の最初にも話したが、ベネディクト・カンバーバッチに出会ったのがこの作品だったのだ。
彼は主人公のスティーブを演じている。
ホームズとはちょっとかけ離れているかな?大人しく必死に彼女を探す人物だったから。
ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」の第1話で、ワトソンの行き先々で公衆電話が鳴るというシーンを覚えているだろうか?
監視カメラの目線があちこちにあったはず。
その目線がまさしくこの物語の軸となっているのだ。
街ゆく人々をすべて監視カメラが監視する。
それでも、監視出来ない時がある。そういう時は・・・。
まじでそうなったら、めっちゃ怖い。
ある意味安全だと思うが、ある意味自由がなくなる。
そんなものを導入するより、
個人、個人の教育やモラルを高めた方がいいとは思うのは自分だけだろうか?
(その方が莫大な金がかかるのかも?)
それでは、
本来の目的、ボビー(カーライル)はと言いますと。ラッセルという謎の人物だった。
一応、政府所属の兵士で暗殺者。
スティーブの味方なのか?敵なのか?というのを、スッゴク上手く演じていたのだ。(どっちだったかは内緒)
よく分からない人物と言った方がわかりやすいかも?
彼の話す事はすべて真実のような、すべて嘘のような感じだったからね。
冷たい程冷静な人物だったぞ。
そうそう、1話目から登場してくれているのに、一切1話では声が聞けなかったのだ。
そんな役柄なのにしっかり存在感はあった彼。
あれは、彼しか出来ない役柄だったかも?
しかし、ファンとしては寂しかったなあ。(複雑・・・)
これが発展していくと、映画「マイノリティ・リポート」の様に、犯罪前に逮捕する!みたいな事になるのかな?
個人を守る為のシステムが、個人を破壊するシステムになりかねないよね。
お~怖い。
最近カンバーバッチファンになりまして、これも見ました!
さお所はとっつきにくかったですけど、段々面白くなりました。
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初めまして。コメントありがとうございます。
そして、
申し分けございません。過去記事へのTBは只今受け付けておりませんので、ご了承ください。(もろもろ、ございましたものですので。)
>カンバーバッチファンになりまして
お~!!彼は背も高くていいですよね。難なくこなす長台詞も彼の魅力かも?
自分もそのうち追いかけようかと思っている俳優さんの一人です。
このドラマはちょいと難しかったですね。でも、近未来まじでこんな感じになりそうです。
それでは、これに懲りずにまた遊びに来てくださいね。