California Solo 2012年 アメリカ作品
監督 マーシャル・レウィ
制作総指揮 ロバート・カーライル
出演 ロバート・カーライル アレクシア・ラスムッセン キャサリーン・ウェルホイト A・マルティネス
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
スコットランド人のラクラン・マクアルドニックは、アメリカの地で小さな放送局のDJをしていた。
昼間は農場で働き、週末はそこで育てた野菜を市場で売って、ひっそりと暮らしていた。
ある日。
飲酒運転で捕まり、前科があった彼は強制的にイギリスへの帰国を命じられる。
弁護士代も払えない彼だがどうしても国に帰る事は出来ない。そこで、彼はカネの工面をしようと昔の友人達を訪ねる。だが、ことごとく断られる。
彼が他に取る方法は、どうしてもこの国で彼が必要だと申し出てくれるアメリカ人を探すこと。
そこで何年かぶりに別れた妻と娘に連絡を入れるのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
これは、今年の始めにDVDスルーになった作品。
ところで、
サンダンス映画祭に出展して、日本公開となった作品は、何故に思わせぶりなラストが多いのか?
この作品も、はっきりこうだ~!!見たいな結末ではなかったからだ。
ただの偶然ですかね。(^◇^;)
ジーンズの上下を着るカーライル氏は新鮮で、彼の歌(?)も聞けてその点は、お得感たっぷり。
過去の過ちはどんなに月日が経っても消されるものではない。きちんと解決しなければ、忘れた頃にふりかかってくる。
とでもいうような重い内容だったけども。
それでは、カーライル氏はと言いますと。主人公のラクランだった。
人気バンドのメンバーでありながら、その過去をあたかも隠すように暮らしていた彼。それには、ある理由があったからで・・・。
こういう過去傷ものは、ものすごく辛い。
だけど、いつかはその傷をなんとか治さないと、いつまでもぶり返す。
無かった事には出来ない。
必死に帰りたくないと策を練る彼が痛々しかった。
しかし、反面。
今まで逃げていたのだから、自業自得とも思えた。
散々わがまま言って、いまさら~と怒る旧友の気持ちも分からない訳ではないけど、かなりひどい行いだったんだろうなあ~とも思え、なんか複雑な気持ちになった。
弱い人間だから、今までずるずるとこのままで来てしまった。
きっと忘れ去ってくれるだろうと、彼は思っていたに違いない。
そこが、甘かったと悟るも、時はすでに~かな。
片思いの彼を見るのは久々だったと思うが、それにしても相手が若すぎでは?(@_@)
最近は実年齢より若い役が多いけども、それって・・・。( ̄。 ̄;)
彼に娘ってのも新鮮だった。
彼女とのやりとりは良い感じでじ~んとも来た。
でもまあ、重いテーマ。
あっさりと見れる分、ずし~んと来る感じ。
あの後はどうなったんだろう?
気になるんだけどなあ。