Bon appétit 2010年 スペイン・ドイツ・スイス・イタリア作品
監督 デビット・ピニロス
出演 ウナクス・ウガルデ ノーラ・チルナー ジュリオ・ベル-チ ヘルベルト・クナウブ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
スペイン人のダニエルは、仕事を求めスイスに来ていた。この地でドイツ人のトーマスが経営する有名レストランのシェフとして働く事になったのだ。
初日を無事終えた彼に、同僚のイタリア人シェフ、フーゴがさっそく歓迎会という名の飲み会を開いてくれた。そこには、お店のソムリエでドイツ人のハナも来ていた。会が進むにつれ酔ってきたハナが男女の恋愛について語りだした。そして、突然、ダニエルにキスをするのだった。
故郷に恋人を残してきたダニエルだったが、その日からなんとなくハナが気になり友人として接触してくる彼女に惹かれていく。
しかし、ハナには重大な悩みがあったのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
昨年の暮れから今年にかけて注目した俳優さんが彼、
スペイン人俳優ウナクス・ウガルデ。彼との出会いの作品がこれなのだ。
ドイツ作品を探していて、ドイツ人女優のノーラ・チルナー(映画「ヴィーナス11」の主人公を演じた女優さん)が表紙を飾っていて彼女が主人公かと思って借りて見たのがきっかけだったのだ。
あらすじにも書いた通り、主人公はダニエル。
まったくもって表紙に騙されたが、いいように自分の中では好転していった。
だって、見終わってさっそく調べて片っ端から彼の出演映画を見まくったのだから。
とはいえ、自分が注目するのだからマニアックな存在。そんなに作品もなかったけどね。(^◇^;)
という事で、
注目して欲しい(もうちょっと有名になって欲しい)ウナクス君はと言いますと。
さっきも言ったスペイン人シェフの主人公、ダニエルが彼だったのだ。
やさしい感じのちょっと頼り無さげな感じだけども、いざと言う時は男気を見せてくれるという雰囲気の彼だったのだ。
何気ないかっこよさが、妙に惹かれたんだなあ。
華やかじゃない普通のかっこよさっていうのかな?
イタリア人の彼がいかにも2枚目、モテルでしょ!みたいなタイプの男前だったからかもしれないけれども。
何しろ、冷蔵庫にある少ない食べ物で豪華に夕食を作ってくれる腕前は物凄く尊敬したのだ。(料理下手な自分)
手つきも上手かったしね。
主な会話は英語。
しかし、時折、互いの母国語でしゃべってくれるシーンがあって、ドイツ語やスペイン語などが聞けてすっごく楽しかったのだ。
面白い演出だと思ったぜ。
そして、ハナがドイツ人だからドイツの風景も出てくる。
いや~まじで嬉しかったなあ。
ダニエルがやさしい分、ハナがわがままに見えたが、演じるノーラが好きな自分には許せる範囲だった。
今まで見た彼女の出演作品の中で珍しく女っぽい(ぐずぐず感が漂う)感じだったような気がする。
ラストは、らしいって感じだったけどね。(^_-)-☆
見終わって久々にほんわか~となった作品だった。
それにしても、なんで表紙はノーラだったんだろう?
どちらかというと、彼女の方が、まだ日本だと有名だとフンだのかな?でも、まあ、納得だけど。( ̄。 ̄;)