マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ある殺人に関するテーゼ」

2015-06-04 09:36:58 | スペイン映画&ドラマ

Tesis sobre un homicidio  2013年 アルゼンチン・スペイン作品

監督 エルナン・ゴルドフリード
出演 リカルド・ダリン アルベルト・アンマン アルトゥーロ・ブイク カル・リベロ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
目が覚める男。
手には包帯が巻かれていて、側にはカラになった酒瓶。部屋は荒れ放題に荒れていた。
元弁護士のロベルトは、ボクシングジムで汗を流した後、セミナー講師の仕事の為に、ロースクールへ出向く。
一人の生徒が遅刻してくるも、なんとかその日は終わった。
その遅刻してきた生徒が、友人の息子ゴンサロ・ルイスだと知り、何でも相談するようにとアドバイスをする。
そんな時、学校の駐車場で、女性の死体が発見された。
気になったロベルトは、警察へ赴き昔なじみの警察官に状況を聞き出す。そこで、被害者の妹ラウラに出会い、彼女は、その日からロベルトを頼りにするのだった。
ロベルトは、だんだんと事件の詳細が分かってくると、ある人物が犯人ではないかと疑りを持ち始める。
それは、友人の息子ゴンサロ。
彼が犯人だという証拠を掴もうとするのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
はっきりしないで、終わる作品。
煮えきれないというか、そんな感じはなく、タダ、分からないという事だけで終わった感じのオチだった。
ただ、覚えてないだけかもしれないが。(記憶の媒体が劣化中だから)

ある種、
人って思い込むと、そうとしか思えないという現象に陥る。ついでに、記憶も、その事実と折り合うような記憶に書き換えられる。
昔ドラマ「ケイゾク」で真山刑事が言っていたセリフと思い出す。
「真実は記憶の集合体」だから、曖昧なんだと。

刑事事件も担当した事があったこの弁護士は、今までの犯人の行動と似ている彼の行動を、そうだと確信する。
疑られてる彼自身も、興味を持ち始め調べ始めてしまう。
まあ、とことん疑って下さいよ~みたいな行動をとるから仕方ないし、そんな風に見えるからそら恐ろしい。

という事で、
そう見える、怪しい生徒、ゴンサロが、目的の彼だった。(^◇^;)
疑られても仕方ないかな?とも思える雰囲気。
また、昨日と違う感じだった。
こんな役柄が多かったのか?
まあ、美男子は、サイコキラーの役が多いけどもねえ。

この弁護士さんが、講義で最初に言ってたセリフがすっごく納得ものだった。
「30代は地位、40代は、金、50代は名声の為に働く」

ついでに、この弁護士さん、一流の弁護士になるには、女性経験をたくさんしろって言ってた気がした。
モテモテだったから、分かるけども、それって本当に必要なんか?(@_@)


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