Casino Royale 1967年 イギリス・アメリカ作品
監督 ジョン・ヒューストン ケン・ヒューズ ロバート・パリッシュ ジョセフ・マクグラス ヴァル・ゲスト
出演 ピーター・セラーズ デヴィッド・ニーヴン デボラ・カー ウディ・アレン オーソン・ウェルズ ジャン=ポール・ベルモンド
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
引退したジェームズ・ボンド卿の自宅に、長官M、CIA、KGB フランス情報部員らが集まって来ていた。何故なら、ボンド卿に復帰してほしいと頼みに来たからだった。
各国の情報部員が殺害されたり行方不明になっている今、解決出来るのは彼しかいないと白羽の矢が立ったのだ。
だが、ボンド卿はその仕事を断る。断った直後、自宅が爆破され長官Mは死亡してしまうのだった。
Mの悲報を告げに言ったボンド卿は、彼の家が女性ばかりで戸惑ってしまった。
彼は女性嫌いだったからだ。
やがて、Mの後任になったボンド卿は、第二のジェームズ・ボンドを作り出すのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
この作品があったからか、本家というか007シリーズでなかなかこのタイトルの作品が作れなかった様子。やっと権利がもらえて、ダニエル・クレイグ版が製作されたんだと思うのだけど。
原作を元にしたパロディでもなければ、007シリーズをパロディにしたわけでもない、独特のコメディ。
これって面白いのか?
自分には、笑える要素がどこにも発見出来なかったのだけど。(@_@)
主人公のボンド卿を演じているのが、「ピンクパンサー」で有名なピーター・セラーズ。俳優さんは分かるが、きっちり見たのは始めてだったかも。
独特のお笑いのセンスだと思う。
自分には、そのセンスが分からないけども。
007シリーズの初代ボンドガールがヴェスパーとして出演しているし、ウディ・アレンなど、出演陣は豪華メンバー。だけど、これだけの人数の監督さんが撮影したとのことで、まとまりがないように思える。
どこがどの監督さんかも分からないけども。
それでは、ベルモンド氏はと言いますと、フランスの兵隊の1人としてラストのドタバタ劇に登場する。
それも数分。でも彼だってしっかり分かるのだ。
ある意味凄いけどね。
まったく訳が分からず、笑うことも出来ず、ただただ、くだらなかったこの1本。
原作者はどう思ったのだろうかなぁ?(-_-;)