The Gauntlet 1977年 アメリカ映画
監督 クリント・イーストウッド
主演 クリント・イーストウッド ソンドラ・ロック パッド・ヒングル ウィリアム・ヒングル
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ポーカーをしていて、明け方出勤する刑事のベン・ショックレー。
先に出勤していた同僚から新任のブレイクロック長官に怒られるぞと脅されるも予想に反して怒られる処か仕事を任されてしまう。内容は、ラスベガスにいる証人をここまで連行することだった。
さっそくベガスに行ったショックレーは、証人で売春婦のマレーを刑務所まで迎えに行く。すると本人はここから出たくないと言い出した。ここを出たら殺されてしまうからだというのだ。ショックレーは、救急患者を装い連れ出すとマレーを説得しなんとか刑務所からは連れ出す事が出来た。だが、行き先ざきで彼女の言うとおり襲われてしまう。
そのつどなんとか回避してきたが、彼女の一言でショックレーも狙っている人物が見えてきた。
ギャングではなく同僚達だと。
そして、ショックレーはある決断をするのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
長年、イーストウッド監督は苦手だったが、息子のスコットに興味を持って、そういえば~と思いだしたのがこの作品。
実は、長年ファンである舘ひろしさんが出演していたドラマ「西部警察」で彼が演じた鳩村英次刑事が乗り込んだバスに無数の銃弾を撃ち込まれるというクライマックスシーンがあった回があり、裏話で、ラストシーンはこの映画から拝借したと書いてあったからだ。
ちょうどタイミングよくCS放送を録画。
見たら面白かったので、俄然イーストウッド監督&俳優に興味を持っから、今週は少しだけ紹介しようと思う。
彼の初監督はウィキペディアによると「恐怖のメロディ」という作品からだそうだ。
初監督とは思えない出来で高く評価された。機会があったら鑑賞したいとは思っているが。
そして、これも監督主演作品。
なかなか、面白い展開で、最後まで目が離せない感じだった。
それでは、主役のショックレーを演じたイーストウッドはと言いますと。
正義感あふれるなんてどこへやらの刑事だったのに、自分が抜擢された理由が分かるやいなや、俄然やる気とぎゃふんと言わせちゃえみたいな、ど根性を出した男だった。
そこがむっちゃよかったし、格好良く見えたし、息子のスコットにそっくりだった。(普通、逆ですけどね)
必死にマレーを助ける彼が後半はむちゃくちゃステキに見えたのだ。
そして、終始銃弾を浴びっぱなしは凄い迫力だった。
ラストのバスのシーンもそうだが、最初の家を壊すシーンも圧巻!
銃弾で家を壊すってどんだけなんだよ。(^◇^;)
ヒロインのマレーは、知的な娼婦で綺麗だしこれまた格好良かったのだ、
実は西部劇で売れたイーストウッド。
その流れをくんだ1作品を紹介します。