マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「シーウルフ」

2010-05-13 21:40:44 | ドイツ映画&ドラマ

Der Seewolf 2008年 ドイツTVスペシャル

監督 クリストフ・シュラーエ
出演 トーマス・クレッチマン フロリアン・シュテター ビンツェン・キーファー ヘニング・バオム

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
文芸評論家のハンフリー・ヴァン・ヴァイデンは、乗っていた船が沈んでしまい日本の近海を漂流していた。
その後、通りかかったアザラシ猟の船、幽霊号に助けられるのだが、すぐにでも家に帰りたい彼の気持ちと裏腹に、猟を続けると言う船長のウルフ・ラーセン。さらに彼は、ハンフリーを乗組員として働かせるのだった。
そんな中、不満を抱えた乗組員のヨハンソンとリッチャーが、猟のボートを盗み船から陸を目差し脱出した。それを知ったウルフは必要以上に彼らを捜すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
レンタルになったばかりの新作。
海賊か何かの話かと思ったら、思いっきり違う話で戸惑った。
いつもながら予告編も予備知識もなくレンタルしたからだけども。(^_^;)

簡単に言えば、
体育会系の中に文化系が入り込んでしまったからさあ大変という感じかな。(爆)

モラルも何もない独裁的な環境で、どう自分を見失わず生き延びていけばいいのか?という事を投げかけているような印象を受けたのだ。

それでは、早いですが、
目的のクレッチマンはと言いますと。彼はこの傲慢な船長ウルフだった。
最初は助けてくれたからよっぽどいい人かと思ったらまったくもって逆の人物。

自分の指示に従わないものは、力ずくで従わせるという、独裁者的な役柄だったのだ。
どうしても、クレッチマン自身というか彼の印象で「表面は意地悪でも本心はいい人」との印象が強く、本当のワルなんだ~と確信するまで時間が掛かったのだ。(笑)
しかし、
個人的にはこの船長を主人公(ハンフリー)と共には憎めなかった。
密かに勉強している様子だったり、兄との確執があったりしたからだ。

逆に切なくなって可愛そうに思えてしまった。ラストもラストだったし・・・。(>_<)

男ばかりの中で女性が入ってくれば問題はおのずと発生する。
そこはそれ、ベタベタな演出だった。
さらに頭痛も。
そうなんじゃないかな?なんて、先読みができてしまった。

そうそう、
あらすじに書いてある脱出を試みる二人は、「コブラ11」でゲスト出演していた俳優さん二人だった。
ヨハンソンは、第5シリーズでアンドレアのストーカーを演じた、ヘニング・バオム


リッチャーは第14シリーズでアンドレアが保護観察していた青年を演じた、ビンツェン・キーファーだった。(のちに、ゼミルの相棒として出演)


出演者の中でクレッチマン以外に気がついた俳優だったので、嬉しかったが、なかなか上手くはいかないものだよね。(ネタバレになるので話せないが)

そういえば。
日本の近海だったから、もよりの陸地が日本だったらしいのだく、『Yokohama』という地名が何度も聞こえてきた。
何となく嬉しいような、
こしょばゆい感じを受けたのは言うまでもないが。(爆)


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