マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ロンドン・バーニング」

2023-10-19 09:21:43 | イギリス映画&ドラマ

The Corrupted 2019年 イギリス作品

監督 ロン・スカルペッロ
出演 サム・クラフリン ティモシー・スポール ノエル・クラーク デヴィッド・ヘイマン ヒュー・ボネヴィル

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)  
ロンドン東部の小さな工場に、不動産屋のカレンがやってくる。ロンドンオリンピックで土地の売買が始まる前にこの土地を手に入れたかったのだ。
しかし、工場主のマクドナーはそれを拒否し、彼に射殺されてしまった。
表沙汰は、自殺とされ、発見者は彼の息子達、幼い兄弟だった。
月日が流れ、兄のリアムは、刑務所から出所する。
妻には、まだ受け入れてもらえず、子供にもあまり会えない。さらに、職には就けていなかった。
昔なじみのボクシングジムを訪ねトレーニングをさせてもらうと、そこへ不動産屋から実業家に転身したカレンが、チャリティ試合に参加してみないかと、話しかけて来た。
一方、刑事のベケットは、強盗事件の担当から突然外されてしまう。
何かがおかしいと疑り始めた時、リアムの弟ショーンが行方不明になってしまう。ベケットに弟の行方を聞くリアム。
ベケットにも分からなかった。
だが、バッジを持った犯罪組織が存在すると知り、リアムと協力し、その犯罪組織をあぶりだそうとするのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
オリンピックという、世界的なイベントの陰で行われていた土地売買での裏取引。合法ではない取引で、財をないした野郎が、善人面して現在にいたる。
なぜそれが、成し得てしまったのか。
それには・・・。
腐敗した警察うんぬんの話は、定番というか、世界中にあってその点は特別新鮮な感じではなかったけれど、ロンドンオリンピックに関わってなんて思うと、妙にリアルに思えたのでした。

誠実な、真面目な刑事ベケットは、「ドクター・フー」のミッキーこと、ノエル・クラークだった。久々に良い役してるな~と注目していたら・・・。(――;)
周りが敵だらけであればそうなってしまうのも、無理ないんだよなぁ。(意味深)

それでは、目的のクラフリンはと言いますと、兄のリアムだった。
坊主頭に、ごっつい体格。
いかにもチンピラな彼でちょっとギャップに驚いたのでした。
彼に犯罪者なんてイメージがなかったので、ちょっと戸惑いましたです。はい。

久しぶりというか、最近のティモシー・スポールは、一件良い奴に思えて~みたいな役が多いような。実業家のカレンが彼の役でした。

そうそう、いい人そうに見える人ほど、実は~ってのにも納得というかでしたが、終わり方は、イギリスらしい感じの、煮えきれないラストでした。 
う~ん、こういうのってすっきり終わっちゃうといけないんだろうなあ~。( ̄。 ̄;)


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