Soldier 1998年 アメリカ作品
監督 ポール・W・S・アンダーソン
出演 カート・ラッセル ジェイソン・スコット・リー コニー・ニールセン ワイアット・ラッセル
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
近未来。世界中が戦争をしていた時代。戦争で戦うためだけに育てられた兵士(ソルジャー)達がいた。いくつもの大戦を戦って来た彼らだが、肉体の衰えはぬぐえなかった。そこへ、新しく遺伝子操作で作られた兵士達が入ってくる。いくつもの経験を重ねてきた旧兵士達。しかし、新しい彼らにはかなわなかった。旧戦士の一人トッドも彼らに重傷を負わされ、死んだと誤信され宇宙のゴミ捨て場と化しているアルカディア惑星に捨てられるのだった。だが、そこには密かに住んでいる人々がいて、トッドはその彼らに助けられるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
カート自身が最後のアクション映画ということで出演したという作品。
足首を骨折したとも言っていたなあ。(ゴースト・ハンターズのDVDの中でカーペンター監督に説明していた)
彼はお払い箱になってしまった旧兵士のトッド。なんとなく、「ターミネーター」のような感じの雰囲気。
なにはともあれ、彼の台詞がめっちゃくっちゃ少ない。「サー」ぐらいしか言わない(笑) なのに、上手いんだよ。表情で見せるというか、態度で記すというか、このトッドの苦悩というかが伺えるのだ。
ソルジャーだから、やっぱり普通の(密かに生きている人々の)生活には危険な人物だったりする。誤解が多いと言った方が分りやすいかな?彼は危険をさせるつもりはないが、はたから見るとそう見えるというかなのだ。まあ、彼の定番の役柄「誤解されやすいいい人」だったのだが。住民達に追い出され、大きなドラム缶(?)の中でスーと流す涙が良い。こっちまで泣けてくる。切なくなるが好きなシーンだ。
彼が幼い子供を抱える姿ってなんとなくかっこよく見えるのは実際の父親だったりするからかもしれない。
父親といえば。
この作品を見ようと思ったきっかけは、カートという事と、カートの息子が出ていると友人から聞いたからだ。
ワイアット君はゴールディンとの間に生まれた彼の息子(彼は2児の父親。結婚も1度して離婚している)
トッドが小さい頃から訓練されていたという前半の説明の映像の中で出てくる。
11歳の頃という設定だったかな?台詞もなくただ他のみんなと走っているだけのワンシーン。アップになった瞬間、彼だなと分る。
やっぱり似ている。息子は可愛かった。彼の幼いときも(子役時代)こんな感じだったのかな?と思わせるよ。
余談だが。
ワイアット君はアイスホッケーが得意。野球じゃないんだなあこれが。
そう台詞が少なくて戦う道具ソルジャーとして生きてきた彼が人間の心を取り戻していくその過程は見事に魅せられました~。
息子くんは気がつきませんでした。似てました?
さて、次は「ポセイドン」ですなっ♪
無口だけどかっこいい~カートなんですよ。
あの声もすきだったりするので、聞けないのが残念なんですが。でも、作品的にもなんとなくいいですよね。
ワイアット君は、似てましたよ。二人の顔の良いところを取った感じで。これいっちゃまずいかも知れないけど、親より可愛かったです。(笑)
実は、試写会に当って見れちゃいました!「ポセイドン」ネタばれしてないと思いますので、良かったら読んで見て下さい。
2,3日前の日記に書いてます♪