The Best of time 1985年 アメリカ作品
監督 ロジャー・スポティウッド
主演 ロビン・ウィリアムズ カート・ラッセル ホリー・バランス
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
タフトに住んでいるジャックは、13年間忘れられない出来事があった。それはアメフトの大試合でラストのチャンスボールを落としてしまったという大失態だった。その事により、未だに義父親からバカにされ、妻はその話をするとベッドを共にしてくれない。愛人にさえ愛想をつかされそうになる。そこで、彼は決意する。13年前の試合をもう一度と。相談をしに親友のリノの所へいくジャック。彼は当時の花形選手だった。だが、リノは意外にもあまり乗る気ではない。なぜなら昔の栄光に傷をつけたくないからだ。それでもジャックは試合にむけてやる気満々で・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
一言で言うならば、この物語は『人生やり直し物語』
しかし、タイムマシーンで過去へ、なんて安易な事はしない。今ある現状の中でのやり直しなのだ。
一風変わっていてその点がなんだかとっても好感が持てたし、ジャックの行動に最後は勇気すらもらった感じになったからちょっと面白い作品だ。
周りからすればどうでも良いことだが、彼にとってはそこから人生が狂ってしまったように思える出来事。どうにか、リセットしたい!そう誰もが思うが、過去に帰ることが出来ない。逆に、昔の栄光にすがって生きている人間もいる。今更辱はかきたくない。
そんな、ジャックとリノは、タイプが違うが、根本的には”過去“に拘っている。
そういう所がさりげなく描かれているからなおさら面白いのだ。
カートは、過去の栄光にすがっているリノ。
現状は小さな修理工場に勤めていて、奥さんに別居を言い渡されている。
そして、昔の思い出をいまさら壊したくないんだけど・・・と思っている男。
ジャックには悟られないように止めさせたかったが、なんだかんだとみんなが乗る気になってしまう。そこの所の戸惑いが面白い。(ベタだけど)
アメフトの元花形選手ってすっごくカートに似合ってる。ついでに、車をいじっている感じの彼も。
彼と対象的なぐずぐずの情けない感じの迷惑男をウィリアムスがやはり、上手い感じで演じている。
嫌み無くその男を見れるのは、彼の好演があるからかも知れない。
でも、側にこんな男がいたら嫌だけど。
アメリカだとアメフトの選手ってもの凄く名誉っていうかなんというか、花形スポーツだよなあ。
なんだかんだとアメフトがらみの物語は山ほどあるし。
それほどポピュラーで身近なスポーツなんだろうねえ。
今一ルールが把握出来ないichなんですけど。(苦笑)
「でも、側にこんな男がいたら嫌だけど。」というところで笑いました。
私も今日『明日へのタッチダウン』の感想を書いたので、コメントさせていただきました。
ロビン・ウィリアムズのファンとしてなんですが…
ご訪問ありがとうございます。
>ロビン・ウィリアムズのファンとしてなんですが
ブログ拝見しました。
ロビン・ウィリアムズさんオンリーというのが、ものすごく魅力的なブログですねえ。
英文の解説も書かれていて、なかなかそこまで出来ませんです。(尊敬~)
これは、彼が上手いから面白かったんだと思います。
他の役者さんではあのように魅力的には見えません。
また、何か引っかかる事がありましたら、ご遠慮なく遊びに来て下さいね♪