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マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「死亡特急」

2009-05-29 23:44:01 | ドイツ映画&ドラマ

Lasko-Im Auftrag Des Vatikans 2006年 ドイツTVスペシャル

監督 ディエタート・ケスター
出演 マティス・ラントヴェアー アーノルド・ヴォスレー シュティファン・ビーヤー ケン・ボーンズ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
シングルマザーのサンドラは、難病の息子ジョーイを抱えて困っていた。保険会社が治療費を負担してくれないというのだ。理不尽な対応に、大聖堂からチラシをバラ巻き市民に訴える彼女。だが、不法侵入者として逮捕されそうなり、そこを司祭に助けられる。ローマ教皇に逢えば、奇跡が起こるかもしれないと、ルルドへ向かう列車に乗ることを薦められるサンドラ。
半信半疑で列車に乗り込み、そこで、信者のラスコと出会う。彼は仲間と共に、ルルドへ行くのだという。だが、その列車には変装したテロリスト達が危険なウィルスを持って乗り込んでいた。
サンドラや信者達は無事にルルドへ到着出来るのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)
先日、話した6月からの新ドラマの主人公が活躍しているのがこの作品。
主人公ラスコを演じるのが、ドイツ映画「バレット・フィスト」で主人公ヨナスを演じた、マティス・ラントヴェアー。
彼の格闘シーンは本当にキレがいい。
今回も、ドイツ版香港映画を見ているような感覚になった。(爆)


どんなお話が、どうやって連ドラに?と思って観賞したのだが、連ドラにしやすい題材だった。

ここからは、ネタバレになってしまうが、良いかな?
楽しみにしている人は、是非、観賞してから、この感想日記を読んでくれ。




ラスコはキリスト教の信者。
経歴は元特殊部隊。だけどそのことは、みんなには黙っている様子。
心の安らぎを求めて信者になったが、そこは教皇と信者を守る為に作られた秘密結社プグヌス・デイという組織でもあった。
そういう組織だと知らなかったラスコ。
一緒にルルドへ向かっていた、先輩(というかボスだね)が死んでしまい、彼がその意思を次ぐことになる。
そこはそれ、どんなに腕が立つラスコでも一人では無理。
もう一人同行していたグラディアスと共に、乗客(信者)を守る事になるのだ。

そうです!
これもバディものになる感じ。
そして、相棒というのが、「コブラ11」のスピンオフでフランクと、スザンナと共に、捜査をしたあの田舎の警察官マックスだった人なのだ。(笑)
どうも凸凹コンビは定番なのか、
はたまた、必ず仲間がいるのか、単独主人公というのがない様子。
ドラマにもサンドラが関ってくるのかな?

お話は単純。
悪役は映画「ハムナプトラ」でミイラ役のイムホテップこと、アーノルド・ヴォスレー。

日本版の宣伝文句はいたって彼が主役。
まあねえ、主人公の彼は有名じゃないからだけどさ。
切れる悪党かと思いきや、乗り合わせた列車が悪かったのか、ちょっと気の毒な感じ。
ついでに、変装がバレバレの尼さん。
ジョーイにもろ見破られてたしね。

あんなふりがそこへ~というのがあって、ラスト、ちょっとハラハラしたが、列車の連結をラスコが捕まえるのには突っ込まずにいられなかった。(爆)
いくら、鍛えているとはいえ、それって・・・。(^◇^;)
彼の格闘シーンは素晴しくキレが良かったけどね。

さて、ドラマはどんな感じになるんだろう?

初回はスペシャル版らしい。
ちょっと見たい気がしてきちゃったなあ。(笑)

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「ジェットローラー・バス」

2009-05-27 12:47:46 | ドイツ映画&ドラマ

Bus152 Der Todesbus 1997年 ドイツTVスペシャル

監督 リヒャルト・フーベル
出演 ハイネス・イーニッケ クリス・ホーフェンスター ヨナンナ・クラント シュテファン・コルゲンス

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
トンネル工事の現場監督マーカスは、工事が遅れ気味な為に、計画していた家族旅行に行こうとしなかった。妻とは、大喧嘩になり、父抜きで旅行に行こうと言っても、息子のピーターは納得しない。
一方、路線バスの運転手ハイセンは、明日の結婚式を控え、婚約者を乗せいつも通りにバスを発車させた。何も変わらなく乗客を乗せたハイセンのバス。その客の中には、学校帰りのピーターも。
現場に戻ったマーカスは、突然発生した大量の水に不吉な予感が走った。
案の定、トンネルの上を通っている道路に大きな穴が開き、ハイセンのバスが落ちてしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
主人公のマーカスを演じる俳優さんが、どっかで見かけた人だなあ~と思ったら、ティル君の主演映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」で、最初のガソリンスタンドで出会う、巡回の警察官の人だった。さらに、乗っていた乗客の人々も「コブラ11」などで、見慣れた人ばかり。もしや?と思ったら、これもRTL社制作の作品だった。(爆)
アクション作品を探すとどうしても、ぶち当たるなあ。
ちなみに、本当にRTL社を選んで見てませんので。(^_^;)

だけど、ご贔屓なのは、確か。(*^▽^*)

今にも谷底?(水)へ落ちそうなバス。
乗客を助け出す事は出来るのだろうか?という単純な展開。
しかし、地盤が緩かったり、窓硝子がなかなか壊せなかったり、いろんな乗客のいろんな事情がからんで、
ちょっとハラハラしたと同時に、ちょっとイライラもした。(苦笑)
なにせ、胸を強打して、苦しんでいる女性の応急処置を15才のピーターが電話で指示を受けながら行う事にちょっとびっくりした。

周りに大人がいなかった訳ではないのだが、なんだか、いいのかよ~と思ってしまった。
第2の主人公といえばそれまでなんだけどさ、まだ子供に・・・。
ちょっと強引?なんて思えてしまったが、
そこが好きな所でもあるので・・・。(笑)

さて、話は、まったく違いますが・・・。
以前にも言ったが、RTL社で現在、再放送している「コブラ11」の時間帯に、
6月18日より、アクション・コンセプト社制作の新しいドラマが始まるのだ。
原題「Lasko-Die Faust Gottes」

実は、この作品はTVムービーで以前に放送されたもののドラマ版という感じになる様子。

原題「Lasko-Im Auftrag Des Vatikans」
ぴ~んと来た人は、いるだろうか?
このTVムービーは日本でDVD化済みなのだ。
という事で、金曜日にはその作品を紹介する予定である。
お楽しみに?(爆)

やっぱり、自分は、RTL社のまわしものみたいになってるなあ~(^◇^;)  

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「感染都市」

2009-05-26 09:15:41 | ドイツ映画&ドラマ

Killergrippe 2008 2007年 ドイツTVスペシャル

監督 リヒャルト・デドカーン
出演 オリヴァー・カイ・ボーテ アンネ=カトリン・ブーツ ヴァン=ラム・ヴィセー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
2008年。世界は死のウィルスにのっとられた。
8月17日に鳥インフルエンザが変異し、人に感染し始めたのだ。発生場所が、ベトナムのハノイ市だった為に『ハノイ・ウィルス』と名付けられたそのウィルスは、あっという間に世界中へと広がった。
ドイツにもその脅威が。
政府は【パンデミック=大流行】を防ぐ為に対策を困じる。だが、ウィルスの勢いは止まることを知らなかった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週もドイツ作品を紹介しようと思う。
まずは、リアルタイムでこの映画のご紹介。

実は、ドイツ関係で面白くて素敵なブログを書いていらっしゃるありちゅんさんが、紹介してくれていた作品なのだ。
(作品紹介の記事場所→ほにゃく犬の字幕ほにゃく日記
その中で、空港での検査の仕方とか、ワクチンの制作期間などが描かれていると聞いて、早速レンタル店にダッシュ!して観賞したのだ。
(ありちゅんさん、いろいろとdankeです!!)

物語全体はドキュメンタリー風。
娯楽という点では掛けるが、それが逆に自分には良かった。

元来、ドキュメンタリー映画は苦手で一切見ない。
何度も言っている通り、「映画は娯楽だ!」と思っているので、どうもダメなのだ。

さらに、
ドキュメンタリーな感じの作風もどうも苦手だったのだが、この作品は何故かすんなり見れたのだ。
現在の日本の状況化に似ているという事もあったかもしれないが、現実っぽいが、架空のお話というのが、良かったのかもしれない。

演じてる方々は、みんな役者さんなのだが、
最後に本物のお医者さんとかが、出演して警告するのだ。
これは、何もかも大袈裟に表現されているが、本当に起こったら、これと同じような状況化になると。

ある意味、映画「デイ・アフター・トゥモロー」と同じ。
あの作品は娯楽性が高いが、あんな早さではなくても、このまま温暖化が進めば、データーからすると同じ結果を導くらしいから。

ドキュメンタリー風なので、経験者の「あのときは~」のインタビューがいろんな物語の導入部になる。
中でも印象に残ったのが、
看護婦をしているシングルマザーの話と、警察に捕まった青年の話だ。
シングルマザーの話は、どんなに気をつけていても、感染してしまうというのも。
最後も悲劇だった。
まあ、ラスト悲劇はドイツらしいので、いいのだが、なんだかとっても切なかった。
それと、警察に捕まった青年。
あの時は冷静さに欠けていたという理由でだ。

何が怖いかって、
ウィルスうんぬんよりもそれによって生み出される差別と恐怖心が恐ろしい!

そう、怖いのは自分たち、人間。
ウィルスも徐々に人々を苦しめるが、人間が一番爆発しやすく恐ろしいという事。

よくパニックを怖れるが、今回はそうとうそれを実感した。
だから、
自分は冷静に情報に耳を傾けて、無謀に恐怖心を持たないこと。
そして、人を信じる強さを身につける事だと思ったのだった。
いろんな報道だって、疑れば切りがない。
いつも思うが、何故に報道よりもうわさ話をみんな信じるのだろう?
そういうのも気をつけたいと思った。

なんだか、映画の感想でなくて、議論文みたいになってしまったが、まあ、こんなのもありかな?と思って勘弁してくれ。(爆)

みなさんも是非見て、自分の中で論議してほしいなあ。

そういう点では本当にむっちゃ面白い作品だったから~。(^^)v 

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「レイダース 失われた魔宮と最後の王国」

2009-05-01 09:23:12 | ドイツ映画&ドラマ

African Race - Die verrückte Jagd nach dem Marakunda 2008年 ドイツTVスペシャル

監督 アクセル・サンド
出演 ヤン・ゾスニオク ミリヤ・ブース ルート・モシュナー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ドイツ、ケルン。
大聖堂が突然崩れかけてきた!建設省が建築罪になるために、すぐさま壊すか修復しろと司祭に警告しにきた。だが、壊すにも修理するにも先立つお金がない。そんな時、大聖堂に住み着いていろいろ調べていたセバスチャンが、以前この大聖堂の柱に組み込まれていて、現在行方不明だったマラクンダのダイヤが発見出来るかも?と言い出した!
司祭は早速セバスチャンをその土地アフリカへ行かせる。そして、現地の案内人アレックスと共にダイヤを探す旅に出るのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
気楽に楽しめて、それも突っ込みどころが多くってマニア心を擽った作品を紹介しようと思う。
自分の好きなゾスニオクが主役のコメディアドベンチャ!!(爆)
 DVDの表紙はどうにかしてくれと思いつつ、この邦題もどうしべえかあと思いつつ、観賞した作品。

このダイヤを廻り、いろんな人物が出てくるのだ。
NYに住む悪党のマラはセバスチャンからこのダイヤを奪い、インドの金持ちに売ろうと企む。
だが、そのインドの金持ちは直接手に入れようと現地に手下を向かわせる。

いや~、楽しかったぞ。ドイツのコメディも好きだなあ。
きちんとアクションもあるしね。

いきなりいつも見慣れているあの大聖堂が崩れてくる。
CG技術もそれなりで面白い。

なんたって、
ちょっと頼りなげなセバスチャンを演じるゾスニオクがいいのだ!
人のまったく良さそうなセバスチャン。

外の世界はとんと知らないというのが情けないけどいいではないか!
なんとも彼の雰囲気とマッチしていて、最高に良かったのだ。
彼の正反対の女性アレックスもこれまたかっこよくて頼りありげだったぞ。
なんたって強くっていいのだ。
その二人のバランスがいつもながら上手い演出だなあと感じたのだった。

悪役も脇役も見慣れた人ばかり。
いつのもながらのRTL社&アクションコンセプト社、制作だったからだけど。

ラストのオチは大胆だったけど、まあコメディだからと許せる範囲。

この大型連休のちょっとした暇つぶしにはいい感じの作品なので、
是非見てやってくれ。(爆)

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「ザ・アビス 首都沈没」

2009-04-29 22:39:30 | ドイツ映画&ドラマ

Der Abgrund - Eine Stadt stürzt ein 2008年 ドイツTVスペシャル

監督 セバスチャン・フィッグ
出演 リアン・フォレスティエリ マルコ・ギルント ミヒャエル・ロット クリスチャン・グラショフ オリヴィエ・ストリッツェル
制作 ヘルマン・ヨハ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
夜中に湖で泳いでいたカップルが、湖もろとも地下に沈んだ。
地下学研究所の地質学者ニーナは、原因を探るために今日も外へ出て地下を調べていた。そこへ、遊びに来た甥っ子が突然の地盤沈下に巻き込まれ、彼女は必死に助け出す。そして、地盤沈下の原因が昔掘られた坑道がそのまま残っている為ではないかと言い出す。しかし、坑道の所有者だったモンタン・エネルギー会社は、すべての坑道は埋めたと主張し、役所もその言葉を信じて、誰もニーナの言うことに耳を貸さなかった。
そこで彼女は、独自の捜査を始める為にメンバーを集めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
制作にヘルマン・ヨハの名前があったので、ちょっと見たくなって見た作品。
パニック映画のように言われているが、個人的にはそうでもないように思えた。
どちらかと言えばサスペンス調のような?

今にも崩れそうな地面の上に立っている建物が、何万人もの人数を収容できるサッカースタジアム。
そして現在試合が行われている為に満席になっているスタジアムが突然地面に沈んでしまったら~という事でどうもパニック映画ジャンルになっているようだ。
まあねえ、
「コブラ11」の第12シリーズスペシャルは、ドイツ版、ジャック・バウアーのように書かれていたから、なんとも言えないんだけどもねえ。(^◇^;)

個人的にサスペンスだ!と思ったのは、
彼女が集めたメンバーと共に昔の坑道の捜査をしている途中で殺人事件が起こるからだ。
その事件の犯人捜しが意外と意外な展開だったのだ。
まあ、出演者の顔ぶれを知っていれば分かる事なのだが、ちょうどこの作品の前にすっごくいい役柄を見ていたのでまさか彼がと思ってしまったからだ。

冷静に考えれば彼しかいなかったんだけどね。
(誰だか気になる方はどうか見て下さい)

女性が主人公という事でちょっと抵抗を感じたが、彼女の元恋人役のトーマスが、マルコ・ギルントだったので、うれしくって彼を中心に見てしまった。
彼はドイツ映画「彼女をHにする方法」という作品に主演しているので、気になった方は観賞してみてくれ。
なかなかのかっこよさだと思うぞ。

他にも「コブラ11」でゲスト出演していた面々が多く、嬉しくって見入ってしまった。

制作したのが「コブラ11」同様、アクション・コンセプト社&RTL社だから、顔見知りが多いのも納得なんだけどもさ。

架空のお話かと思ったら、Mixiでのお知り合いが、今年ドイツで突然の地盤沈下というニュースが実際にあったと教えてくれた。

ドイツでは本当にまだまだ残っているのかも?廃坑道・・・。(^◇^;)

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「オペレーション・ワルキューレ」

2009-04-28 21:05:50 | ドイツ映画&ドラマ

Stauffenberg 2004年 ドイツTVスペシャル

監督 ヨ・バイヤー
出演 セバスチャン・コッホ ウルリッヒ・トゥクール ハーディ・クリューガーJr

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
第二次世界大戦中のドイツ。
チェニジアの対戦で、片目と右手首を失う重症を負いながらも生還したシュタウフェンベルク大佐は、あまりにも無謀な戦いを続ける独裁者ヒトラーの暗殺計画に参加する。同志を集め「ワルキューレ作戦」と名付けたその計画に、やっと実行する日が訪れた。
シュタウフェンベルク大佐は、爆弾を入れた鞄を持ってヒトラーも同席する会議へ参加した。そして、彼の足下に鞄を起き、その場を去った。
爆弾は爆発!作戦は成功するかに思えたのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は久しぶりに、ドイツ制作作品を紹介しようと思う。
まあ、これからも1ヶ月に1週間はそうしようと思っているので、どうぞ遊びに来てください。

公開中の映画「ワルキューレ」のドイツ版とも言うべき作品。
どうしても、あっちの映画よりもドイツが制作したものを見たくって探したのだ。

元来、歴史物が苦手なので、最初にある程度知識を入れておいてからあっちの映画を見に行こうと思っての観賞だった。
しかし、見終わったら、あっちは見に行かなくてもよくなってしまった。(これこれ、(^_^;))
殆どのあらすじは分かったし、どうしても主人公を演じる俳優が大の苦手で、あと一歩踏み切れなかったのだ。
クレッチマンや、「コブラ11」のヤンこと、クリスチャン・オリバー君が出演しているのだけど・・・。
田舎での上映時間が合わなかったというのも見なかった理由。

DVDになったあかつきには絶対!見ますので~。(誰に断っているんだか)

ワルキューレ作戦とは、もともとある作戦でそれをヒトラー暗殺時に利用しようとしたという事らしい。
(詳しくはWikipediaに掲載してある記事をご参考に)

主人公を演じたのは、セバスチャン・コッホ。
こういう信念を持った人間を演じさせると上手いのだ。
あの時代、あんな大けがをして生還したのが凄い!と思ってしまった。
そして、軍の中でも上の位の人達がヒトラー暗殺を計画していたという事にもびっくりしたのだ。
ヒトラーの異常さに気がついていた人達はたくさんいたんだなあと思ったりして。

物語はちょっと単調ぎみな展開。
きっとアメリカ版は、エンターテイメント調に作ってあると思うので場伸びはないと思うが、何しろ観賞した時の体調が悪かった為に、かなり見ながら眠ってしまったのだ。

その割には後半いらいらしっぱなしだったけど。(^◇^;)

天下のヒトラーを暗殺しようとするのに、準備もそこそこで、きっちりと綿密に計画した様子が伺えなかったからだ。
時間が早まったとか、ちょっと置き場所がずれてしまうとか、そういう誰もが思い浮かぶ変更というかハプニングは考えなかったのだろうか?
暴走していくシュタウフェンベルク大佐を見ていると、なんだか悲しくなってきてしまったし、ラストもそうなるのだろうと分かってしまったし。
状況をよく考え冷静でいれば、もしかして~とも思ったのだが。

それにしても運が良かったというか悪運が強かったヒトラー。

同じ誕生日の自分にも悪運があったりしてね。(@@;)

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「サージェント・ペッパー ぼくの友だち」

2008-12-19 12:49:48 | ドイツ映画&ドラマ

Sergent Pepper 2004年 ドイツ作品

監督 サンドラ・ネットルベック
出演 ニール・トーマス ウルリク・トムセン ヨハンナ・テア・ステーゲ フロリアン・ルーカス(声のみ)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アウグスト・ルーファス・フォン・ゴルデンタール男爵が死んで、遺言により彼が可愛がっていた愛犬のサージェント・ペーパーが、大きな屋敷と莫大な財産を相続した。弁護士からその事を聞いて、面白くない息子のジモンと娘のコリンナは、さっそくサージェントを毒殺しようとする。だが、頭のいいサージェントは、二人から逃げ出すのだった。
一方、発明家の父ジョニーと音楽家の母アナと、毎日習い事で忙しい姉フェリシアを持つ、6歳のフェリックスは、人間にはなりたくないといつも虎のぬいぐるみを着て過ごしていた。
ある日、庭で誰かに声を掛けられたフィリックス。声の主はサージェントだった。悪い奴に命を狙われていると聞いたフェリックスは、奴らからサージェントを守ろうとするのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
すっごくハートフルで、すっごく可愛らしい映画だった。
なんたって、フィリックスを演じたニール・トーマス君が可愛い!!

いつでも、どこでも、虎のぬいぐるみを着ている彼。
そのぬいぐるみも可愛くって、微笑ましく見てしまった。
その家の中もうらやましい。
へんてこだけど機械が家事をしてくれているからだ。
お陰で、家庭は火の車らしいけどね。
その両親もいいよね。
一応は、カウンセリングに彼を連れて行くのだけでも、目くじら立てて起こる訳でもない。逆に半分は彼のそんな性格を認めているって感じがすっごく好きだったのだ。

物語はベタなお話。
まんま、彼をこの悪党姉弟から守るという感じ。なんたって、この悪党達もわかりやすくって、楽しかった。

悪党のジモンは、これまた「コブラ11」で悪役をしていた方だった。
どっかで見たなあとは思っていたんだよな。

父親役のウルリク・トムセンは、マクキッドの出演した映画「アドルフの画集」などに出演しているデンマークの俳優さん。
この方も良い雰囲気で好きなんだよね。

さて、本題のルーカス君
姿が犬になっていた!(爆)というのは冗談だけど、この犬のサージェント・ペッパーの声だった。
初めは、少ししかサージェントが話さないから分からないが、後半にいろいろとしゃべってくれると、あ~彼の声だなあ~と確信出来て来る。

声だけでも優しい感じが伺えたから、やっぱりルーカス君は、いい人なんだよねえ。
そうそう、エンディングにフェリックスと歌を歌ってくれる。
これまた上手で好きな感じだった。
英語の歌詞だから、彼に説明してたけどね。

彼の新作ではないが、出演作品が日本語版DVDになって、レンタルされるようだ。
邦題「ヴィーナス11 彼女がサッカーを嫌いな理由」=原題「FC VENUS」という映画。
他の出演者の中に、ドイツドラマ「GSG―9」に出演しているコニーこと、Andreas Pietschmann(アンドレアス・ピーチュウマン)も出演しているらしい。
12月31日よりレンタル開始なので、気になった方はどうか観賞してみてくれ。
(自分も観賞予定にはいっているけどね。)

そろそろドイツ映画のネタも切れてきたので来週あたりは、誰か好きな俳優の作品を紹介出来たらいいなあと思っている。
誰かは来週までのお楽しみと言うことで。(笑)

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「過激 Girls ★ Girls」

2008-12-17 11:20:29 | ドイツ映画&ドラマ

Mädchen, Mädchen ! 2001年 ドイツ作品

監督 デニス・ガンゼル
出演 ディアーナ・アムフト フェリシタス・ヴォール カロリーネ・ヘルフルト マックス・リーメルト フロリアン・ルーカス 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
高校の女子バレー部3人、インケンとビッキーとレーナはいつも一緒の仲良し。
インケンの誕生日に、ビッキーの母親が彼女に送った怪しげなDVDを見た3人は、ある事に悩み出す。その内容とは、いかにSEXで“イク”と人生がうまくいくか!という事を永遠と語っていたからだ。
インケンには彼氏のティムがいたが、彼が“イク”ばかりで、自分は経験がなかった。
ビッキーは、SEXをした事はあるが、まだ“イク”事は出来てなかった。
レーナは、それどころか彼氏が出来たことすらなかった。
3人はどうにか、経験したいと奮闘するのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
出たよ!この手のドイツ映画。(爆)
大人版(というか、男性版?)がゾスニオクの出演した「彼女をHにする方法」だとすると、ティーンエイジャー版(というか、女性版?)がこの作品かもしれない。
永遠のテーマか?
ドイツでは、必須項目なのかも?(笑)

可愛らしい内容というか、この女の子3人が可愛らしかったので、微笑ましく見てしまった。
内容的にもベタベタなラブコメだったから。

主人公の3人は、以前に見かけた女優さんばかり。

まずは、ビッキー。
みんなのリーダー的な感じの女の子を演じたフェリシタス・ヴォールはドイツ映画「ドリスデン、運命の日」に出演していた彼女。
この時と同じように、しっかりしたというか、情熱的というか、の感じの女の子を熱演していた。

インケンは、男に弄ばれそうなタイプの女の子。
演じたディアーナ・アムフトは、未公開の「コブラ11」でハルトムート君の彼女を演じていた子だ。
この時は、大人しくて、可愛い優しい感じの女性を演じていたので、今回のギャップにびっくりした。あの爆発してるような髪型は何?ってな具合で。(爆)

男性に奥手の大人しいレーナを演じたカロリーネ・ヘルフルトは、ドイツ映画「パフューム ある人殺しの物語」で、最初に殺されてしまう美女を演じた子だった。
あの時も、大人しい美しい人だったと思うが。

個人的には、
このレーナが好きだった。
男の子にからかわれたりしたけど、しっかり自分を持ている感じの子だったから。

そんな彼女の良いところに気がついたあの彼がすっごくいい奴に見えたぜ。
(ラストの歌は小っ恥ずかしかったけど)

さて、目的のルーカス君。
出演者の中では、年上だからどんな役?と思ったら、バレー部のコーチだった。

という事で、
本編にはまったく関係してこない。
ついでに、バレー部の試合なんて、最初と最後にしかしないから、出番が少ない!

でも、いつもの人がいい感じは出てたかな?(笑)
あ!

元バレー部から言わせてもらうと、あれ、バレーの試合じゃないよ。(笑)
何で、バレー部の必要があったんだろう?

(メジャーなスポーツにも思えなかったしなあ~)

そうだ!
相手チームのコーチがこれまた「コブラ11」の未公開の中でアンドレアに無理矢理ウェディングドレスを着させた犯人をした人だった。(笑)
インケンのパパも「トルネード」に出演していた人だと思う。

こんなにも見た人が出演した映画を見たのは初めてだった。
そこまで、ドイツ作品を自分が見倒してるって事?(爆) 

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「Gigantic ギガンティック」

2008-12-16 13:24:12 | ドイツ映画&ドラマ

Absolute Giganten 1999年 ドイツ作品

監督 セバスチャン・スキッパー
制作 トム・ティクヴァ
出演 フランク・ギーリング フロリアン・ルーカス アントニオ・モノー・ジュニア ジュリア・フンマー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ドイツ、ハンブルグ。
看護師のフロイト・クリーベルクは、2年半の保護観察期間が終わり、この地へ来る前からの夢だった、船乗りに明朝からなる予定だった。だが、この地へ来てから出来た親友には、まだ話していなかった。
ハンバーガーショップでバイトをしているリコーと車の修理工場で働く、ヴァルダーだ。二人は、突然その話を聞かされ、戸惑い、寂しさを感じる。このまま別れるのは辛い。そこで3人は、最後の夜を一緒に過ごす事に決め、夜の街へ飛び出していくのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツ映画祭へ、ベノ主演映画「ノース・フェイス アイガー北壁」を見に行った時に、舞台挨拶に来てくれたのが、その映画の監督さんと、フロリアン・ルーカス君だった。
そして、自分は彼のファンに混じって、ずうずうしくも、彼にサインと握手をしてもらったのだ。

ルーカス君は、
演じる役柄同様、気さくですごくいい人だった。
だけど、いつものお調子者のような雰囲気はなく、落ち着いた感じで、誠実そうで、さらに、めがね姿だったので(めがね姿大好きなのだ)
これは他の作品も見ないと~と思い、探して見てみたのだ。

という事で、今週は彼の出演作品を紹介しようと思う。
少なかったけどかろうじて見れたので。

この映画を簡単に解説すると、ドイツ版「アメリカン・グラフィティ」だと思う。
友達と過ごす一晩の冒険という感じの内容だから。
こういう作品を見ると、男同士っていいよなあ~と思ってしまう。
だって一緒にバカやったり、飲んだり、ドライブしたり、楽しくそして後腐れなく過ごしてくれるではないか!
女はそうはいかないね。というか、こういう友達が自分も欲しい!といつも思ってしまう。
(友達がいないもので)

さて、
お目当てのルーカス君はといいますと、ハンバーガーショップでバイトしているリコーだった。
いつもながらの『良い奴だけど~お調子者』という男の役。(爆)

ラップを歌ってくれてたので、嬉しかったけど、ドイツ語のラップって大変そう。
韻を踏んでるのかどうか聞き取れないが、上手だったんじゃないかな?

テーブルサッカー対決というシーンで、意外とハラハラした。
やってみたい!と思っているがやったことがないich。
だけど、そんな技もあるのかよ~とびっくりして、ますますやってみたくなった。
難しいのかな?というか田舎じゃ何処で出来るんだ?都会まで行かないとやっぱ無理?(^◇^;)

オープニングにフロイトがいうセリフがすっごくいい感じだった。
「友情と夢は似ている。とりつかれたらなかなか離れない」

納得・・・・。(^_^)b

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「ヘヴン」

2008-12-10 10:55:31 | ドイツ映画&ドラマ

Heaven  2002年 ドイツ・イギリス・アメリカ・フランス映画

監督 トム・ティクヴァ
主演 ケイト・ブランシェット ジョヴァンニ・リビシ ステファン・サントスパーゴ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
イタリア。アルコ社に一人の英国人女性が訪ねてきた。秘書が社長に取り次いでいると、社長室の入り口にあるゴミ箱に何かを入れてそそくさと去っていった。何も知らない掃除婦が、ゴミ箱の中身を収集し、幼い二人の子供を連れた父親と共にエレベーターへ乗り込んだ。
英国人教師のフィリッパは、突然部屋に入ってきた憲兵隊に驚きもしなかった。
なぜなら、ある男を殺す為に爆弾を仕掛けてきたからだ。警察署に連れられ、取り調べを受ける、フィリッパ。そこで、真実を告げられる。アルコ社の社長は生きていて、何の罪もない掃除婦と親子3人が死亡した事を。取り調べには英語しか話さなかったフィリッパ。そこで、偶然にも秘書としてその場にいた、フィリッポが通訳をかってでる。
動揺を隠しきれない彼女の言葉と態度に、フィリッポはだんだん惹かれていくのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ケイト・ブランシェットが苦手だが、この作品は好きになった。
いつもながら、この監督さんは究極の愛の形を作り出すのが上手い!

ラストもハッピーエンド的に終わってくれるし。
ベノが主演した「プリンセス・アンド・ウォリアー」もそんな感じだから、大好きになったのだ。
一目惚れに近いというか、運命の人との出会いというかの恋愛物語。
ありえないようで、ありえるかも?と思わせるのがいい感じではないか。
人は心の何処かで、劇的な出会い!みたいなのを望んでいると思うから。

(あれ?自分だけかな?)

さて、苦手なブランシェット嬢だが、
いつもながら、こういう芯の強い女性を演じさせたら、最高に上手いのだ。
こんなにも頑固でわがままで、冷たい感じのする女なのか?と思わせるところが。
というか、そういう所が苦手だったのだけど。(機械的に冷たい感じが。)
だけど、今回は少し、ちょっと苦手が和らいだ。
というのも、本編の場面ではなく、特典で入っていたNG集。
声を上げてはいけない場面で、つい声を上げてしまった彼女。
その後の笑顔は可愛かったなあ。
時には彼女が大笑いしているような映画を見てみたくなったぜ。(笑)

そして、彼女以上に驚いたのが、
フィリッパの相手、フィリッポを演じた、ジョヴァンニ・リビシ。
見ながら、「どこかで見たような役者だなあ。前は悪役だった気がするが」と見終わって調べた所、クエイドが出演していた映画「フライト・オブ・フェニックス」に出演していた彼だったのだ。悪役ではなかったが、それに近いちょっと厄介的な男を演じていた彼。

あの時は金髪でめがね姿だったんだけど、そうとう自分の中で印象に残っていたらしく、覚えていたのだ。
その彼が、彼女に惹かれて行く若造を好演。
これまたいい感じの男に見えたのだ。彼女に尽くす姿がさ。


なんたって、意表を突かれたのは、彼女を逃がすシーンだ。
あれにはすっごく感心した。
そして、犯罪者なのに、ラストは逃げ延びてくれ~なんて、二人を応援してる自分がいたりした。

本当に憎い演出をする監督さんなのだ。
もっと多くのトム・テクヴァ監督作品が見たくなった。(笑)

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「ウィンタースリーパー」

2008-12-09 14:10:52 | ドイツ映画&ドラマ

Winterschläfer  1997年 ドイツ作品

監督 トム・ティクヴァ
主演 ウルリッヒ・マティス マリー・ルー・セレン フロリアン・ダニエル ハイノ・フェルヒ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
冬の夜。
レベッカは恋人の携帯に電話を掛けた。
レベッカの恋人マルコは、携帯で返事をしながら、浮気相手との分かれを惜しんでいた。
ローラは、やっと自分の家に帰って来たが、気を失いレベッカにベッドまで運ばれていた。
ルネは友人とバーで飲み明かし、車をその店に置いて、歩いて家路についた。
だが、帰りの道すがら、ある家の前を通り掛かると、窓から、男女がSEXをしている様子が伺え、キーが付けたままの新車が玄関の目の前に止まっていた。ふと、乗って見たくなり、乗り出したルネ。
そして、カーブにさしかかり、馬を乗せたトレーラーを引いた車と接触事故を起こしてしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツ映画を見るようになって、なんとなく気になっていたトム・ティクヴァ監督。
最近、この監督さんが描く恋愛模様は好きかも?
と思い、見てない作品を探して見てみた。


今週は、ティクヴァ監督の作品を紹介しようと思う。

一番有名な作品は、ドイツ映画「ラン・ローラ・ラン」だろう。最近では「パフューム ある人殺しの物語」ではないかな。
並みいる有名な監督のオファーを断った原作者が、彼だったらいいと言って、映画化を許してくれたという話を聞いたことがあるからだ。
そして、来年は映画「The International」が2月に公開予定のようだし。

面白い構造のこの映画。
主要な登場人物4人は、何らかの形でみんな関わってくるという群像劇になっているのだ。
そこに、1つのサスペンスというかスリルもあるのだけど。


では、その主要人物を少しネタバレ気味だが、教えておこう。
まず、レベッカから。
彼女はローラの家に居候をしている、スキー場の受付係の子。
そのスキー場でインストラクターをしている恋人のマルコ。
途中から、レベッカの家(正確にいうと、ローラの家だけど)に転がり込む彼。
そして、ローラはこの家の家主で、看護師をしながら、小さな劇団に所属している。
ある日、ローラは劇団の打ち上げで、ルネと出会い恋仲になる。
そのルネだが、彼は、映画館の映写技師。ある理由からいつもカメラを持ち歩いている男。

1つサスペンスとさっき述べたが、
あらすじの最後に書いた事故というのが、それなのだ。

え?どうしてそれがサスペンスになるの?と思った方は、どうか映画を見てくれ。
ラストはそうくるかあ~と感心してしまったから。
上手い演出だ!と思ったり、え?そっちはそのままでいいのかよ!と思ったりと複雑な思いがいろいろよぎったのだった。

それにしても、マルコとレベッカのカップルにイライラしっぱなしだった、ich。
一番可愛そうなのは、やっぱりあの人物だよなあ。

総合的にはすっごく面白かったけどさ。(^_^)v

そうそう。
ローラ役のMarie-Lou Sellem(マリー・ルー・セレン 本当はゼレンて読むかも?)は今自分が見ている「コブラ11」第3シリーズでゲスト出演した女優さんだった。
まだ紹介してないが、第8話「狙撃者ジョーカー」に出演しているので、確認してみてくれ。
映画ではドラマで見せたきつい感じが少し薄れ気味だった気がする。
女性らしい、可愛い感じだったといえば分かるかな?(笑) 

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「ソード・オブ・ザ・ファンタジー」

2008-12-05 12:41:34 | ドイツ映画&ドラマ

Lenya – Die größte Kriegerin aller Zeiten 2000年 ドイツTVスペシャル

監督 ミヒャエル・ローヴィッツ
出演 アーニャ・クナウアー ヘンドリック・ディラン コリアン・ヴェイゲント

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
神々が人間の身近にいた時代。
ゲルマンの国々では争いが絶えなかった。中でもブルグントの君主ハーギアと息子のエーギルはヴェルズングに侵攻し、国王トールワルドを惨殺してしまった。そして、炎と剣の力で民衆をねじ伏せていた。
ある日、レーニャは、母親に言われ森の中へ水汲みに出かける。そこで、不思議な人物に遭遇する。神のオーディンだった。彼女は自分の運命を知り、やがて、村が襲われ妹と一緒に、オーディンから言われた人物を捜しに旅に出る。
そして、旅の途中でゲーロ達と出会うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツ制作の作品で時代物が見たくって借りた作品。
DVDの表紙の絵柄を見てびっくり!!
「あ!ヘンドリックがいる!!」
思わず、コメディかと思った。(そんな事はなかったけどね)

この作品はRTL社が手がけたスペシャルドラマ。
だから、ヘンドリックがいたのかあ~と納得。
先日お話した「コブラ11」の第2シリーズ Floge27の後の作品らしい。

いつもながらTVドラマなのでラストはそれなり。
あんな大きな剣を女性が扱えるものなのかな?と疑問を抱いたけども。
まあ、出来る事なら扱ってみたいけどさ。
(これこれ)

では、注目して借りた訳ではないが、
注目しちゃったヘンドリック。(笑)
彼は、主人公レーニャに剣を教える(戦い方とも言うべきか)兵士ゲーロ。
ゲーロは国王に仕えていたので、彼女の身分も途中で分かる。

そして、彼女と・・・。
彼のラブシーンは久しぶりに見たかな。
すっごく、シリアスなかっこいい2枚目の役柄だったのだ。
これを一番始めに見ていればかなり彼の印象もかなり違っていたと思う、ich。

髭を蓄え、ワイルドで落ち着いていて、いい感じだったし、衣装も時代物なのに、違和感がなく、しっくり似合っていたし。
だけど、自分の中ではそう簡単に印象が逆転出来ず・・・。(苦笑)
う~ん。第1印象が強烈過ぎたんだなきっと。(笑)

難点を言ってしまうと、
肝心な剣の扱いがいまいちに感じたこと。
なんだか、リズムを刻んでいるようで、個人的にダメだったのだ。
もうちょっとスムーズにさりげなく扱ってほしかったなあ。
ついでに、彼女の師匠的な存在だったのだから、もうちょっと上手くねえ~。(^◇^;)

知らずに借りたもう一本も何故かRTL社のスペシャルドラマだったich。
アクション作品を求めると、必然的にそっちへ行ってしまうのかも?

そろそろ、ラブストーリーでも探そうかな?(爆)

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「トルネード ~巨大竜巻発生~」

2008-12-03 11:55:41 | ドイツ映画&ドラマ

Tornado – Der Zorndes Himmels(地上波放映時タイトル「トルネード 地球破壊のサイン」) 2006年 ドイツTVスペシャル

監督 アンドレアス・リンケ

出演 マティアス・ケーベルリン ミナ・タンバー ルドルフ・コワルスキー ザーシャ・ゲーペル ヤコブ・マッチェンツ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アメリカからドイツのベルリンに帰国した、気象学者のヤンは、異常なまでの熱さに戸惑っていた。
そして、新しく保険会社に勤める事になり、郊外で発見された変死体の調査に出かけた。そこで、木に引っかかっているその変死体を見たとき、ヤンはアメリカで経験したある事を思い出すのだった。
嫌な予感がしたヤンは、天気予報局に勤める友人ブルーノに、ここ数日の気象データーを見せてもらいたいと頼む。そして、渡されたデーターを見て、ヤンは確信する。
ベルリンに、竜巻が発生するかもしれないと。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
夏にAXNで放送されていたドイツのスペシャルドラマ。
幸いな事に字幕版で放送してくれて、嬉しかったのなんのぉって。(^_^)v

群像劇になっているので、ヤン以外にも登場人物がいる。
詳しくは話さないが、それぞれが関わっていないようで、すべてヤンに関わっていた。面白い設定だなあ~と思ったのだった。
それに、俳優が見たことある方々ばかりだったし。
特に、
ヤンの友人ブルーノ役のSascha Göpel(ザーシャ・ゲーペル)は、ゾスニオクの「フルスピード」にもいたし、未公開の「コブラ11」にも出演していた。そして、「GSG-9」というこれまたドイツのドラマにもいたのだ。
ドイツ映画「ベルンの奇蹟」にもいるそうですが、いささか覚えてない)
なかなか、彼もいい感じなので、見る機会があったら、チェックしてみてくれ。

さて、マティアス君だが、主人公のヤンだった。
相変わらずの、悪ガキあんちゃん!
そして、昔の彼女に未練たらたら~。(爆)

元彼女が迷うのも無理のないくらいの魅力的な男だが、ラストはそうなって納得だった。
うん、よい選択をしたよ!と思わす思ってしまった。(笑)
これが、アメリカ制作だったら、あ~はならなかったかも?

振り回されるブルーノがちょっと気の毒に思えた、ich。
だけど、彼女ではないがもう少し自信を持って欲しいかったよなあ。
君も充分魅力的だったから。

ラストは思ったよりもというか、盛り上げてくれたけど、意外とあっさりな印象が残った。
もう少し、なんかあるのかと思ったけど。

それにしても、
ヤンの妹の話はドキドキものだった
駅での騒動は、誰か気にとめてやってくれ~なんて思ったりしたのだ。
タワーでの話も怖かったけどね。

異常気象の話は、これで何作目だろう?
どこの国でもやっぱり題材にされるんだよね。(日本でも映画になってるような)
一番良い方法は、
早く専門家が気がついて、パニックを恐れずに警告する事かな?
日頃の準備も必要なんだけどね。(笑) 

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「エクスペリメント」

2008-12-02 13:50:43 | ドイツ映画&ドラマ

Experiment Bootcamp  2004年 ドイツTVスペシャル

監督 アンドレアス・リンケ
出演 マティアス・ケーベルリン ナタリア・ヴォルナー アーロン・ヒルデブラント

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アレックスは、自分の母親に暴力を振るった父親へ、彼から黙って借りた車を返しに来ていた。父親は銀行員。父親の目の前で、車ごと銀行へ突っ込み返却した。そして、その場で警察に逮捕され刑務所へ入れられた。
刑務所では、あるプログラムが試されることになり、アレックスにも声が掛かった。
それは、4ヶ月間で囚人を更正させるというものだった。母親や妹の事が心配なアレックスは、4ヶ月で刑務所から出られると聞いてさっそく参加する事に。
しかし、だんだんと管理体勢がおかしくなっていき・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年に入って注目してたのに、まだ1作品しか掲載してなかったマティアス・ケーベルリンの作品。
とは言っても、彼の作品が見れたのはごくわずか。
TVドラマの俳優さんだからみたいなんだけどね。

さて、この作品はモーリッツ君主演映画「ES(エス)」のTVバージョンとでも言うべき感じのドラマ。
見る前から上記の事は知っていたし、(詳しいファンサイトさんの掲載ページを読んだので)話のパターンも読め、映画のような劇的な展開もなく、オチはそれなりだったのだが、個人的にはTVドラマだからこれでもいいかな?とも思えるぐらいのいい感じの作品になったのだった。(笑)

無理矢理人格を強制する方法というのは、ああいうやり方しかないのか?と思ってしまう。
(軍隊的というべきか。)

その事に反発するのも分かるが、そうでなくて、それに柔軟に対応するくらいの強靱的な心っていうのは、持ってないのか?と思ってしまったりもする。
自分がこうでありたい!自分はこうなんだ!というのも分かるが、

長いものには巻かれろ精神でもいいんでないかな?と見ていて思ってしまったich。
でも、そういう心があったら、犯罪なんか起こさないのかも?とも思ったりもして。
(複雑)

かという自分もそう出来るのか?と言われると
現時点では無理だろう。(^◇^;)

実は若い時、
○○養成学校というのに、8日間研修というのがあって、無理矢理参加させられた事があったのだ。
8日間だけだが、外の情報はシャットアウト。規則正しく抑制された生活をした。
無事8日間で自分は出てきたが、後輩は8日間ももたなかったという経験があるのだ。
これを見たとき、ふと忘れていたこの経験を思い出したich。
あの時は素直だったんだろうなあきっと。
今ではよい経験をさせてもらったと感謝はしているが。

さて、
目的のマティアス君はといいますと、主人公のアレックスだった。
いつもながらの、悪ガキ風の良い奴という感じの役柄。
とっても好きな感じだった。(^_^)v
仲間を思い、家族を思う姿は素敵だった。

贅沢言わせてもらえば、もう少し体を絞ってほしいよなあ~。
(そんな所かよ!)

後1作品だけ彼の出演ドラマが見れたのだが、(明日掲載)
他には日本には来てないのだろうか?

何しろドイツ人俳優の名前がいろんなカタカナ表記になっている為に発見しにくいのだ。
ついでに、原題から邦題を発見するのも難しくって。

なんか良い方法ないのだろうか?(愚痴・・・) 

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「4分間のピアニスト」

2008-10-24 11:56:56 | ドイツ映画&ドラマ

Vier Minuten 2006年 ドイツ作品

監督 クリス・クラウス
出演 モニカ・ブレイブトロイ ハンナー・ヘルツシュプルング ナディヤ・ウール スヴェン・ピッピッヒ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ピアノ教師のクリューガーは、刑務所へピアノを運び入れた。受刑者にピアノを習わせる為だ。図書館の一室をピアノ教室にしてもらったが、初日から問題が発生し、場所を移すことに。
そして、クリューガーは問題を起こした受刑者ジェニーの独房を訪ねる。ジェニーは、たわいまれのないピアノの才能の持ち主だと気がついたクリューガーは、彼女にレッスンを受けるように説得する。条件付きで受けることにしたジェニー。
最初は抵抗する彼女だったが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
モーリッツ君のママが主役という事で、見たかった作品。
初めは、こんな年寄りなの?とビックリしたが、特殊メイクでかなり歳を取っている設定にしていると分かりホッとした。(爆)

やっぱ、どことなくモーリッツ君に似てる気がした。ママ似のモーリッツ君かな?(笑)

モニカ・ブレイブトロイ=モーリッツ君のママが勤勉な老女クリューガーを好演している。
すっごく上手い!!
なので、すんなり物語にのめり込めた。

クリューガーがジェニーに最初に言い放つ言葉がこれまた壺でかっこいい!
「あなたを更正させようという事ではない。恵まれた才能を伸ばしてあげたいだけ。」
すっごくいい感じだと個人的に思った。

ここで、「更正させたい」なんて言われたら、興ざめしてしまうし、またいつものパターンな映画かぁ~でテンションも下がっていく感じだったに違いないから。
何たって、クールにジェニーにレッスンしていく彼女がいいのだ。
だけど、ジェニーと洋服を交換した姿がなんともいつもと正反対な雰囲気で、可愛かった。
意外と似合うと思ったのは自分だけかな?(笑)

すっごく情熱的なジェニーもいい感じだった。
彼女の行動は、後半目が離せなくなったっけ。
素敵なメロディーを奏でる彼女の心はそのメロディーとは正反対の状態。
なんとも悲しくなったと言うか、こういう憎たらしい程の人っているんだよねぇと思ったというか。才能を持っていながら性格が悪い人って悲しい。彼女の場合はそうなってしまったのだけど。

ラストは、これで良いんだと思う反面、少し寂しい気持ちも残った。

まれにみる才能は、人生をバラ色にする事だと思っていたから、その逆もありえるのかあ~と、どことなくうちひしがれた感じがしたのだ。

誰もがそうだったらいいなあと思っているが、実際にある人はそれが疎ましく思う。
でも考え方によっては、結局、それしか出来ないという事だから、ジェニーが自由になりたいみたいな感情が少し分かった気もした。

彼女の4分間の演奏の仕方に、驚きはなかった。
でも、あの曲は素晴らしいと感じた。
クリューガーの過去に驚いたけど、でもなんとなく納得もいった。

ところで、
モーリッツ君とママって共演したことないのかな?と思ったら「ラン・ローラ・ラン」で一緒に出演していると分かった。
だけど、ママがなんの役か覚えてない。う~ん、いつかは見直さないと。

そういえば、モーリッツ君の映画でむっちゃ見てみたい映画があった。
日本で公開してくれると良いんだけどなあ。 

最後に話がそれた!
すんません。(笑)

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