マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「死亡特急」

2009-05-29 23:44:01 | ドイツ映画&ドラマ

Lasko-Im Auftrag Des Vatikans 2006年 ドイツTVスペシャル

監督 ディエタート・ケスター
出演 マティス・ラントヴェアー アーノルド・ヴォスレー シュティファン・ビーヤー ケン・ボーンズ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
シングルマザーのサンドラは、難病の息子ジョーイを抱えて困っていた。保険会社が治療費を負担してくれないというのだ。理不尽な対応に、大聖堂からチラシをバラ巻き市民に訴える彼女。だが、不法侵入者として逮捕されそうなり、そこを司祭に助けられる。ローマ教皇に逢えば、奇跡が起こるかもしれないと、ルルドへ向かう列車に乗ることを薦められるサンドラ。
半信半疑で列車に乗り込み、そこで、信者のラスコと出会う。彼は仲間と共に、ルルドへ行くのだという。だが、その列車には変装したテロリスト達が危険なウィルスを持って乗り込んでいた。
サンドラや信者達は無事にルルドへ到着出来るのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)
先日、話した6月からの新ドラマの主人公が活躍しているのがこの作品。
主人公ラスコを演じるのが、ドイツ映画「バレット・フィスト」で主人公ヨナスを演じた、マティス・ラントヴェアー。
彼の格闘シーンは本当にキレがいい。
今回も、ドイツ版香港映画を見ているような感覚になった。(爆)


どんなお話が、どうやって連ドラに?と思って観賞したのだが、連ドラにしやすい題材だった。

ここからは、ネタバレになってしまうが、良いかな?
楽しみにしている人は、是非、観賞してから、この感想日記を読んでくれ。




ラスコはキリスト教の信者。
経歴は元特殊部隊。だけどそのことは、みんなには黙っている様子。
心の安らぎを求めて信者になったが、そこは教皇と信者を守る為に作られた秘密結社プグヌス・デイという組織でもあった。
そういう組織だと知らなかったラスコ。
一緒にルルドへ向かっていた、先輩(というかボスだね)が死んでしまい、彼がその意思を次ぐことになる。
そこはそれ、どんなに腕が立つラスコでも一人では無理。
もう一人同行していたグラディアスと共に、乗客(信者)を守る事になるのだ。

そうです!
これもバディものになる感じ。
そして、相棒というのが、「コブラ11」のスピンオフでフランクと、スザンナと共に、捜査をしたあの田舎の警察官マックスだった人なのだ。(笑)
どうも凸凹コンビは定番なのか、
はたまた、必ず仲間がいるのか、単独主人公というのがない様子。
ドラマにもサンドラが関ってくるのかな?

お話は単純。
悪役は映画「ハムナプトラ」でミイラ役のイムホテップこと、アーノルド・ヴォスレー。

日本版の宣伝文句はいたって彼が主役。
まあねえ、主人公の彼は有名じゃないからだけどさ。
切れる悪党かと思いきや、乗り合わせた列車が悪かったのか、ちょっと気の毒な感じ。
ついでに、変装がバレバレの尼さん。
ジョーイにもろ見破られてたしね。

あんなふりがそこへ~というのがあって、ラスト、ちょっとハラハラしたが、列車の連結をラスコが捕まえるのには突っ込まずにいられなかった。(爆)
いくら、鍛えているとはいえ、それって・・・。(^◇^;)
彼の格闘シーンは素晴しくキレが良かったけどね。

さて、ドラマはどんな感じになるんだろう?

初回はスペシャル版らしい。
ちょっと見たい気がしてきちゃったなあ。(笑)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ジェットローラー・バス」 | トップ | 「バンク・ジョブ」 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ドイツ映画&ドラマ」カテゴリの最新記事