麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

今更梅園之話(後篇)

2013年04月10日 | 身辺雑記

【昨日の続き】

で「熱海梅園」にはなぜか
韓国庭園があった。

さては流行に乗ったな?
と思いきや、ブームの前から
あったようだ。
それから滝もあった。

その内側が歩ける
アトラクションも

僕の訪れた三月頭は、
「梅まつり」の最中で
こんな感じで賑わってた。

お茶やお菓子の老舗の
「特設店舗」周辺である。

実はこの熱海行は、
妻のお父さんの誕生祝いを兼ねた
両家での一泊旅行だったのだが、
思わぬサプライズもあった。

ホテルにチェックインした
我々に若い女性が寄って来、
その場でのオファーという
電撃交渉であった。

一家揃ってのテレビ出演。
既にオンエアは終わっているが
それは次回。

取り急ぎ熱海梅園の話は
おしまひ。
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今更梅園之話(前篇)

2013年04月09日 | 身辺雑記

「熱海梅園」は有名なのだという。
花を愛でることの少ない僕は知らなかった。

明治時代にできている歴史もある場所で
基本は無料で年中無休なんだとか。
(春には桜、夏には螢、秋は紅葉
ってな具合に一年通して楽しめるらしい)

僕が行ったときは「梅まつり」の時期で
有料ではあったが、市内宿泊者は100円。
一般でも300円とリーズナブル。



小一時間で歩けるのもコンパクトで良い。

祭ってゆぅくらいだから、
演歌歌手のショーや著名人の講演等
催事も用意されている。



何故か最後の最後は紙を貼ってあったが
一体何があったのか?
制作者としては興味深い。

この看板を作る時点で未決定だったか
途中で内容が変更になったか……等。

【後篇】につづく

随分前に書いたのだが、
アップしそこねてたので
今更お届けいたします。

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出会いと別れと猫町

2013年04月07日 | 制作公演関連
昨日書いた、
天麩羅屋「三浦屋」のご主人が
お亡くなりになられた。
合掌。

その昨日、六日は
僕の生まれた日で

本番前に『猫町』の
キャストスタッフに
お祝いいただいた
直後に聞いた訃報。

生と死、出会いと別れ、
今日、楽日を迎えた猫町』も、
主人公の詩人と妻との
別れが作品の柱になっているが
ピタパタ第二回公演
そのものが本日で幕となり、
関わった「仲間」が
離ればなれになる。

千秋楽の小屋と
忌中の天麩羅屋。
屋根のつながった
一軒長屋の隣同士が
同じ日に
それぞれのさよならだ。

そして今最後の幕が
あいたところ・・・
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珍名と猫町

2013年04月06日 | 制作公演関連
残すは、今日明日の2日、
3ステージとなった、
ピタパタ『猫町』です。

今回の出演者は。。。
板井健二
兎洞大
尾彰雄
五位野隆雄
柴野弘志(劇団SHOW&GOFESTIVAL)
滝野洋平(劇団俳協)
林美月(プロダクション・タンク)
本間美由紀
三浦梢(コズエヲプロデュース。)
。。。の9人なのだが。

兎洞(うどう)、
五位野(ごいの)と
珍しい苗字の多い座組になった。

さらにスタッフに。。。
音響:歌野(うたの)美奈子
演出助手:穂坂(ほさか)拓杜
もいて、珍名好きな僕としては
愉快な現場である。

保坂や保阪でなくのぎへんの
「ほさか」ですからね。
山梨出身だと、本人談。

甲州ワインに「穂坂」ってのが
あったりします。

       

名前つながりでいうと
キャストに三浦がいて、
小屋の隣が「三浦屋」だ。


年季の入ったお店で、
どうやら美味しいらしく
お客さんが次々目指してくる。
のだが、開いていることが
極めて少ない

我々は日曜から「楽間」で
仕込みを始めたが、
開いたのは一日だけ。
店先に「店主病気療養で
臨時休業が多くなる」旨が
小さく貼り出されている。

『猫町』出演者も期待して
小屋入りするが
「わぁ今日もやられた
と肩を落とす日々。

とんねるずの番組でも
紹介されていて、のりさんの
ペレのサインが入口にある。

さて、美味しい天麩羅に
ありつけるかしら?

お隣で上演中の『猫町』本編は
肩を落とすことなくご覧頂ける
一時間半です、ご安心あれ。
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ベテラン俳優と猫町

2013年04月05日 | 制作公演関連
早いもので、ピタパタ第二回公演
『猫町』
(原作/萩原朔太郎、
脚本・演出/今井一隆、
北品川フリースペース楽間)
は、仲日を迎えました。
昨昼の回には、
笹山栄一氏も来場。
僕が長らく在籍した劇団東演の
ただ一人残る創立メンバー。

また僕と今井のコンビで、
新劇の東演に「静かな劇」を
初めて持ち込む事になった
『温室の花』(2003年)に
笹山氏は唯一ベテランで
名を連ねている。

で昨日は、その『温室~』で
再会した田村馨氏と揃っての
観劇でございました。

        

東演は、新演(代表/下村正夫)と
東京演劇ゼミナール
(代表/八田元夫)が結ばれて
1959年創立されたのだが
笹山氏がまだ新演時代、
一時東京を離れて関西で
学校公演に参加した時期、
二人はご一緒だったのだと。

田村氏はのちに東少を経て
飛行船で活躍されるのだが、
日本を代表する人形劇団に
今井が本を書いていた縁で
『温室~』のチラシが渡り、
そこに懐かしい名を認めて
下北沢のはずれに
足を運んでくれたという話。

その再会も10年前になる。
10年といえば……。
『猫町』は昭和10年あたりを
行き来する物語だ。
ちょうど朔太郎の活躍した。


そして。
上の写真は会場「楽間」の側面。
二階に、昭和の情緒たっぷりの
アパートは現役で、住人あり。
そんな最高なロケーションで、
日曜まで公演は続きます。

小さな小屋につき、
売切の回が続出してます。
ご予約はお早めに。





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マッサージ薬ラブと猫町

2013年04月04日 | 制作公演関連
先月、地下の稽古場使用を含めると
終幕まで『ハルメリ2013』で
約三週間(3/8~27)お世話になった
「座・高円寺」。

その隣は駐車場で、
さらに駅よりに建つのがこちら

閉店した薬局で。
その看板に
「マッサージ薬-ラブ」。

裏に回ると

とあるから、
ロート製薬社の看板商品
メンソレータムシリーズの
「ラブ」のことだと解る。

のだが。
冒頭のような鄙びた感じの看板に
色褪せた「マッサージ薬-ラブ」
ってあると、どーしたって
いかがわしいイメージが浮かぶ。

おそらくは小さい頃に刷り込まれた
ラブホテルからの連想とかが
影響しているのだろう。

昭和が去って四半世紀。
そのラブホテルも
ブティックホテルだの
ファッションホテルだの
呼称や、さらには内装も
変わってきたと、風に聞く。

さて。昭和の香りが色濃く残る
北品川でビタパタ『猫町』は
本日二日目。今日も昼夜公演で
キャストスタッフともに大変だが、
エコノミックアニマルと
揶揄されながらがむしゃらに働いた
昭和と、そのあたりも
合致するのかしら

でも。
芝居は大変エレガントな仕上がり。
アングラの匂いもありながら、
インテリジェンス溢れる
今井の世界に初日は良い反応を
多く頂きました。


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荒天の初日と猫町

2013年04月03日 | 制作公演関連


ピタパタ第二回公演『猫町』
さきほどの昼の回から
怒濤の7ステ始まりました。

あいにくの天気
雨より風が強く、小屋に向かう途中、
傘の骨が曲がりました

これで桜も散りまくることでしょう。
下は三月晦日、会場の楽間の
斜め向かいの公園の桜。

で、冒頭は北品川の猫。

話が前後するけれど。
日頃の行いか、開場の頃
雨はあがりました。
青空から、今夕暮れに。

まもなく夜の回の受付開始です。




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北品川商店街と猫町

2013年04月01日 | 制作公演関連
さ、寒っ
桜の季節だというのに……。
いや、待て。
今年の桜がちょっぱやで、
例年なら、魚屋の店先で
「暖かいからそろそろ咲くかな」
とか話した翌日、
「さっぶいね~。昨日が嘘みたい。
今夜はおでんにするわ」
大根を買う、そんな季節なのだ。

そんな昨日、三月晦日。
北品川の旧東海道の商店街の一角。
フリースペース楽間で公演準備に
入ったピタパタであります。


朝の人影まばらな商店街。


こんな暖簾が掛かるのはホテル。
外国人を意識した
「ゲストハウス」。

それから小屋の近くには
「猫町」ならぬ「街猫」って
カフェがあったりも・・・。


「劇場」ではないけれど、
展示会や福引のほか
ダンスや芝居も掛かるので
客席雛壇を造る材料は揃っている。
それを役者衆の力も借りて組み上げ、
稽古もしながら初日を目指します。

3日(水)~5日(金)の
平日は15時と19時半、
6日(土)僕の誕生日は
13時と17時と、二回公演が続き、
千秋楽7日(日)は13時のみ。

全席自由3300円(前売当日とも)
全日まだチケットございます。
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