麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

出会いと別れと猫町

2013年04月07日 | 制作公演関連
昨日書いた、
天麩羅屋「三浦屋」のご主人が
お亡くなりになられた。
合掌。

その昨日、六日は
僕の生まれた日で

本番前に『猫町』の
キャストスタッフに
お祝いいただいた
直後に聞いた訃報。

生と死、出会いと別れ、
今日、楽日を迎えた猫町』も、
主人公の詩人と妻との
別れが作品の柱になっているが
ピタパタ第二回公演
そのものが本日で幕となり、
関わった「仲間」が
離ればなれになる。

千秋楽の小屋と
忌中の天麩羅屋。
屋根のつながった
一軒長屋の隣同士が
同じ日に
それぞれのさよならだ。

そして今最後の幕が
あいたところ・・・
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2 コメント

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形而下のお掃除、完了しました (たまちゃん(女中の母です))
2013-04-08 13:34:19
時空超越というより、昭和レトロな異空間に呼び戻された不思議なひと時を、どうも有り難うございました。奥深い、上質なお芝居に久々に巡り会えました。現在とは、10年後に視点を移せば、常に過去である。故に、揺るぎなき過去を堆積させていくために、私自身は今日を生きよう...そんなふうに思わせてくれた素晴らしいお芝居でした。演出技法、役者のセリフ、シンプルな空間に漂う余韻どれもが、いとおしく勇気付けてくれます。三浦屋のご主人は憑き村へ越されたのですね。一層、感慨深い記憶となりました。意義ある時間を共有できたことに、深く感謝いたします。
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ありがとうございます。 (敏腕)
2013-04-09 18:17:27
ブログ訪問、及びメッセージありがとうございます。
思えばご令嬢との出会いも昭和薫るレトロなバーでありました。
それを縁に、僕の主宰の公演にお手伝いにきていただき、また養成所の芝居も何度か拝見。そのクオリティの高さに感心しておりましたが、晴れて卒業を機に声がけさせていただきました。
今後も一緒に芝居をすることと思います。よろしくお願いいたします。
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