小四では同じクラスだった「阿部くん」と
五年ではクラスが違った。
この頃から突然背が延びた僕は、
卒業時には学年で一、二番ののっぽになった。
中学に進学し、再び「阿部くん」と同じ組に。
彼は当然野球部に入り、僕はバレー部。
阿部くんの後ろが僕。
昔、見上げてた僕は、心身ともに
フラットに彼と対応できるようになった。
さて。夢の中の「阿部くん」は
何歳くらいだったろう。
僕の後ろから唐突に「阿部くん」は現れ、
そしてすぐに、同じ白い犬を連れた
美少女がやって来たから、青春の頃だった
と、ぼんやり思う。
夢は、その時点ではめっちゃ具体的なのに、
覚めるとあやふやなんだよな~(-_-;)
その女の子と少し会話したあと、
「阿部くん」は何か言いたい体で、
僕と犬(しろ)を誘うように
緩い坂を下って行った。
緩い坂といえば……。
一年夏の練習試合で早くもデビューした
僕は三年の抜けた新チームで
前衛レフトスタートのエースの座についた。
一方、群雄割拠の野球部で阿部くんは
なかなか頭角を現さなかった。
やがて退部。
話は《参》に続きます(-_-;)
五年ではクラスが違った。
この頃から突然背が延びた僕は、
卒業時には学年で一、二番ののっぽになった。
中学に進学し、再び「阿部くん」と同じ組に。
彼は当然野球部に入り、僕はバレー部。
阿部くんの後ろが僕。
昔、見上げてた僕は、心身ともに
フラットに彼と対応できるようになった。
さて。夢の中の「阿部くん」は
何歳くらいだったろう。
僕の後ろから唐突に「阿部くん」は現れ、
そしてすぐに、同じ白い犬を連れた
美少女がやって来たから、青春の頃だった
と、ぼんやり思う。
夢は、その時点ではめっちゃ具体的なのに、
覚めるとあやふやなんだよな~(-_-;)
その女の子と少し会話したあと、
「阿部くん」は何か言いたい体で、
僕と犬(しろ)を誘うように
緩い坂を下って行った。
緩い坂といえば……。
一年夏の練習試合で早くもデビューした
僕は三年の抜けた新チームで
前衛レフトスタートのエースの座についた。
一方、群雄割拠の野球部で阿部くんは
なかなか頭角を現さなかった。
やがて退部。
話は《参》に続きます(-_-;)