8月14日
13:40〜映画『黒川の女たち』
16:00〜映画『ターコイズの空の下で』
19:00〜演劇『名探偵シートン』
映画は阿佐ヶ谷で、演劇は高円寺で。
一本目は満州で「棄民」された
ある開拓団が集団自決ではなく
ソ連軍の保護を選択。
その見返りに犠牲になった
「乙女」たちの存在が長く隠されていた。
近年になり、その当人たちが声をあげ、
悲劇が白日のもとに。
今話題のドキュメンタリーなので
詳しくは他に譲るが、
何よりも登場する女性たちの溌剌さに
驚嘆させられた
皆、高齢ながら矍鑠(かくしゃく)
・・・この漢字を書ける人って
薔薇や憂鬱同様に読めるけれど⋯
な一つだよなぁ・・・
と、それはさておいて。
彼女達は新聞やテレビの取材をはじめ、
大学生たちのレポートに応じ、
更には住まう岐阜から隣県の長野にある
「満蒙開拓平和記念館」で講演もする
アグレッシブさである。
ここでまた話が逸れるが、
日本中から満州に渡った数は
27万人と言われ、うち33,741人と
長野県の占める割合は12%超え。
その県内でも飯田・下伊那地区が
一番沢山の移民を輩出した。
その地域の奥深い阿智村に記念館。
「日本一の星空」として
最近は有名になっている。
さて、ブログタイトルを
「トリプルヘッダー」としたが、
プロ野球で昔盛ん(?)だった
ダブルヘッダーを最近みていない。
記録を遡ると1998年の横浜vs中日以来
実施がないようだ。
てことは30歳あたりには
1日2試合というレギュレーション自体
「何それ?」と思うのかしらん。
野球に限らず、異常気象もあり
給水タイムも設けられるなど
プレイヤーファーストが進む中、
興行としてもダブルヘッダーは
その役目を終えたのだそうだ。
そんな折の、トリプルヘッダー!
ま、ただ座って観ていただけだけれど。
二本目は、主にモンゴルを舞台にした
ロードムービーだったのだが、
祖父が満州で捕虜になった時の
生き別れになった娘を
主人公(演:柳楽優弥)が探す
日本・モンゴル・フランス合作映画。
ソ連兵の監視下、強制労働する場面もあり、
先の朗読劇、上述『嗚呼』と連なる
満州3連続ともたまたまだが、なった。
夜の高円寺観劇は決めていて、
阿佐ヶ谷Morcのサービスデーが
木曜なのを思い出し、
〈モンゴル映画祭〉に目が止まり、
内容をよく見ずタイトルの
『ターコイズ〜』に惹かれ、
話題の『黒川〜』も時間的に可能だぞ!
という順にスケジュールを決めた。
のだが
・・・続きは明日。
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